新型コロナに感染した場合、家庭での8つの注意事項とは

 厚生労働省は2020年2月28日、Webサイトに「新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)」を掲載した。同居の家族に向けて、8つの注意点を説明している。

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厚生労働省「新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)」
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  • 家庭内でご注意いただきたいこと~8つのポイント~
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 厚生労働省は2020年2月28日、Webサイトに「新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)」を掲載した。同居の家族に向けて、8つの注意点を説明している。

 日本環境感染学会がとりまとめ、厚生労働省が掲載した情報によると、「感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける」「感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(1人が望ましい)にする」「取っ手、ドアノブなどの共用する部分を消毒する」「ゴミは密閉して捨てる」など8つの注意点があげられている。

 たとえば「感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける」では、感染者が療養する部屋と他の家族がいる部屋をできるだけ分ける。窓があるなど換気のいい個室とすることがポイント。感染者は極力部屋から出ないようにして、人との接触を減らす。また、感染者の行動を制限し、共有スペース(トイレ、バスルームなど)の利用を最小限とし、窓をしばらく開けたままにするなど換気を十分に行うことを勧めている。あわせて部屋を分けることができない場合の方法なども紹介している。

 「取っ手、ドアノブなどの共用する部分を消毒する」では、タオルや食器、箸、スプーンなどを共用しないことも大事だと伝えている。洗濯や食後の食器洗いは別洗いする必要はなく、通常の洗濯や洗浄を行う。ただし、洗浄前のものを共用しないことに留意する。特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどで共用しないようお互いに確認する。

 感染者と共用になるトイレ、洗面所、浴室などの掃除についても紹介。ウイルスは物についてもしばらく生存しているため、ドアの取っ手やノブ、ベッド柵にウイルスがついている可能性もある。0.05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭くとよいという。トイレやお風呂は水拭き、または家庭用の掃除用洗剤でもウイルス量を減らすことができると伝えているが、市販の家庭用洗剤を使用してすすいだ後に、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用消毒剤を使用する方法もある。トイレや洗面所はこまめに清掃することもポイントのようだ。

 なお、家庭内に新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合、家族や同居している人はすでに感染している可能性がある。感染者の症状が軽快してから14日間経過するまでは、健康状態を監視することが大切。職場や学校に行くときなど外出の際には、マスクの着用、こまめな手洗いに留意したい。

 厚生労働省のWebサイトでは、8つの注意点をまとめて一部改変したリーフレットもあわせて掲載。また、「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」についても、3月1日時点版に更新されている。

◆新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項
1.感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける
2.感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする
3.できるだけ全員がマスクを使用する
4.小まめにうがい・手洗いをする
5.日中はできるだけ換気をする。
6.取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する
7.汚れたリネン、衣服を洗濯する
8.ゴミは密閉して捨てる
《黄金崎綾乃》

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