共働き家庭の家事分担時間、30代男性の66%が妻より負担少

 子育て中の30代の男性会社員の66.0%が、平日の家事分担時間について妻より負担は少ないと回答していることが、アデコが2020年3月16日に発表した調査結果より明らかとなった。

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平日の家事負担時間
  • 平日の家事負担時間
  • 男性社員向けの育児支援制度の導入・利用有無について
  • 男性会社員の育休取得について
  • 部下の行動に対する理解について
  • 家事・育児が昇格や昇給に影響するか
 子育て中の30代の男性会社員の66.0%が、平日の家事分担時間について妻より負担は少ないと回答していることが、アデコが2020年3月16日に発表した調査結果より明らかとなった。

 仕事や家事・育児分担に関する意識調査は、子育て中の30代の男性会社員500名と、子育て中の男性会社員を部下に持つ50代の男性管理職500名を対象に実施。30代男性会社員は、妻と共働き家庭で未就学児を含む子どもがいること、50代管理職は、妻と共働きで中学生以上の子どもがいることを条件に対象者を抽出した。調査時期は2019年11月14日から18日。

 30代の男性会社員に対し、「平日の家事分担時間」について自分が担当している家事時間の割合(対妻)を聞いたところ、「30%」が21.8%で最多。自分の方が負担は少ない(0から40%の負担)と回答したのは66.0%で、子どもがいる共働き家庭であっても、妻に家事の負担が偏っている現状が浮かび上がった。

 50代の男性管理職にも同様の質問をしたところ、自分の方が負担は少ないと回答したのは82.2%で、30代男性よりも16.2ポイント上回った。また、50代では自分の家事時間が0%(すべて妻が行っている)と回答した人が18.6%いるのに対し、30代では3.6%と世代によって家事分担に偏りがあることがわかった。

 30代の男性会社員に対し、「男性社員向けの育児支援制度の導入・利用有無」について聞いたところ、育休制度については74.2%が「導入されている」と回答し、そのうちの制度の利用者は23.5%だった。時短勤務についても、63.8%が「導入されている」と回答したが、利用者はそのうちのわずか9.0%にとどまった。

 一方、50代の男性管理職に「男性の部下が育休(育児休業や育児休暇)を取得することを、積極的に推進するか」と質問したところ、76.2%が「推進する」と回答。「家事育児の理由による部下の行動に対する理解」を聞いたところ、「子どもの看護のため休む」「残業をしない」「飲み会に来ない」については、いずれも過半数の管理職が理解を示した。一方で、「異動を受け入れない」「仕事・業務を選ぶ」については、寛容度が低いことがわかった。

 30代の男性会社員に対し、「家事・育児が理由で、昇進評価に影響があると感じることはあるか」について質問したところ、「まったくないと思う」19.0%、「あまりないと思う」42.8%、「とてもあると思う」8.0%、「ややあると思う」30.2%という結果に。約4割が家事・育児が昇格や昇給に影響すると感じていることがわかった。
《桑田あや》

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