年間図書ランキング、中学校単品部門は楽しく勉強できる本が人気

 日本出版販売は2020年4月6日、年間図書ランキングを発表した。中学校単品部門では、「かなり役立つ!古文単語キャラ図鑑(新星出版社)」や「オールカラー 地図と写真から見える!京の都 歴史を歩く!(西東社)」など、楽しく勉強できる本が人気だった。

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年間図書ランキング「セット部門(小・中学校)」
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 日本出版販売は2020年4月6日、年間図書ランキングを発表した。中学校単品部門では、「かなり役立つ!古文単語キャラ図鑑(新星出版社)」や「オールカラー 地図と写真から見える!京の都 歴史を歩く!(西東社)」など、楽しく勉強できる本が人気だった。

 図書館選書センターは、小中学校の児童・生徒向けの図書を学校図書館関係者に図書見本として紹介する施設。常時約3万冊の本を展示しており、常駐する経験豊富なコンシェルジュが来場者との対話を通じて、希望のテーマの図書提案から他校での展示事例の紹介まで、ニーズに沿った選書をサポートする。

 年間図書ランキングは、図書館選書センターに2019年4月から2020年3月に来場した約1,400館以上の学校図書館関係者が選書した図書と、その出版社をランキング化している。

 小・中学校セット部門の1位は「ポプラディアプラス 世界の国々(ポプラ社)」、2位「DOOR(帝国書院)」、3位「調べよう!バリアフリーと福祉用具(ポプラ社)」。オリンピック・パラリンピック関係の図書や、世界の国々について調べるのに役立つ図書がランクインしており、特に各地域の文化や特色などをより詳細に調べられるセット図書の需要が高かったという。

 そのほか、「政治のしくみを知るための 日本の府省 しごと事典(岩崎書店)」、「くらべよう!どうぶつの赤ちゃん(小峰書店)」など、2020年度小学校教科書改訂後も引き続き掲載される単元に関連するセットが人気だった。

 小学校単品部門の1位は「十年屋 1・2・3(静山社)」、2位「あめだま(ブロンズ新社)」、3位「ころべばいいのに(ブロンズ新社)」など、読み物の図書が多くランクインした。8位には、昨今話題になっているSDGs(持続可能な開発目標)に関連する絵本「ポリぶくろ、1まい、すてた(さ・え・ら書房)」がランクインしている。

 中学校単品部門の1位は「かなり役立つ!古文単語キャラ図鑑(新星出版社)」、2位「オールカラー 地図と写真から見える!京の都 歴史を歩く!(西東社)」、3位「僕には世界がふたつある(集英社)」。高校受験や学力試験に向けた学習法の本が多くランクインしているが、その中でもキャラクターやマンガで楽しく勉強でき、自然と知識が身に付く図書が人気だった。

 11位は「54字の物語 正・怪・参・史・ZOO(PHP研究所)」。「54字の物語」シリーズは、限られた字数の中で物語が展開され、朝読の時間にぴったりだという理由から人気を集めた。18位「行きたい高校に行くための勉強法がわかる 中学一冊目の参考書(KADOKAWA)」は、効率的な勉強法を物語形式で紹介しており、3年連続でランクインしている。
《外岡紘代》

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