中体連も大会中止、高体連は高校生に向けメッセージ

 日本中学校体育連盟は2020年4月28日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年度の全国中学校体育大会の中止を決めた。すでにインターハイ中止を公表している全国高等学校体育連盟は、全国の高校生に向けてWebサイトにメッセージを掲載した。

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 日本中学校体育連盟は2020年4月28日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年度の全国中学校体育大会の中止を決めた。すでにインターハイ中止を公表している全国高等学校体育連盟は、全国の高校生に向けてWebサイトにメッセージを掲載した。

 全国中学校体育大会の開催可否については、4月28日に日本中学校体育連盟(中体連)の臨時理事会で協議。新型コロナウイルス感染症が終息する兆しが一向に見えず、全都道府県に緊急事態宣言が発令され、多くの中学校で臨時休業措置がとられている状況を踏まえ、大会中止という苦渋の決断をするに至ったという。

 大会は8月17日から25日まで、東海地区で開催を予定していた。中体連では臨時理事会の結果を受けて、4月28日付で通知を発出。「全国中学校体育大会は、中学生アスリートにとってオリンピックに匹敵する夢舞台。中学3年生にとっては、中学校時代の最高の思い出のひとつとなりえる集大成の大会」としたうえで、選手をはじめ、監督・コーチ、大会役員、競技役員、生徒役員など、「大会に関係するすべての皆様の命と安全を守るため」と中止の理由を説明し、理解を求めた。

 駅伝・スキー・スケート・アイスホッケーを実施する冬季大会については、開催の可否を引き続き検討し、後日決定するという。

 一方、すでにインターハイ中止を発表している全国高等学校体育連盟(高体連)は、開催の可否を検討した臨時理事会の協議結果について、関係者に向けて通知を発出。8月に全国21府県で30競技を計画していた2020年度全国高等学校総合体育大会の全競技と総合開会式、7~9月に5都県で11競技を計画していた2020年度全国高等学校定時制通信制大会の全競技を中止するとあらためて記した。

 インターハイ出場を目指し、運動部活動に取り組んできた全国120万人の高校生、大会の開催・運営に向けて準備してきた開催地の地元高校生に向けては、「高校生の皆さんへ」と題した岡田正治会長のメッセージを5月1日付で発表した。

 「夢の舞台であるインターハイを中止するという判断の向こうには、大きな悲しみと目標を失った高校生たちの姿があることは、痛いほど承知しております」としたうえで、「皆さんの安全・安心、そして命を守ることを選んだ結果です」と説明。「インターハイという大きな舞台を今年は用意することはできませんでしたが、皆さんの競技人生はこれで終わりではありません」などと語りかけている。
《奥山直美》

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