ETS、自宅受験「TOEFL iBTテスト」を9月末まで延長

 Educational Testing Service(ETS)は2020年6月4日、「TOEFL iBTテスト」の自宅受験「TOEFL iBT Special Home Edition」の実施期間を2020年9月30日まで延長することを公表した。新型コロナウイルスの感染拡大に対する対応策として、4月から自宅受験を実施していた。

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TOEFLテスト日本事務局CIEE Japan
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 Educational Testing Service(ETS)は2020年6月4日、「TOEFL iBTテスト」の自宅受験「TOEFL iBT Special Home Edition」の実施期間を2020年9月30日まで延長することを公表した。新型コロナウイルスの感染拡大に対する対応策として、4月から自宅受験を実施していた。

 TOEFLテストは英語能力を評価する試験として、世界の幅広い国で受け入れられているテスト。現在は、150か国、1万1,000以上の大学・機関がスコアを活用し、累計3,500万人以上がTOEFLテストを受験している。「TOEFL iBTテスト」は、大学レベルの英語運用能力の測定が可能なテストで、学業において「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を複合的に使用できるかを測定する。

 「TOEFL iBT Special Home Edition」テストは、通常の TOEFL iBT テストと同じ内容、フォーマット、画面、スコア、受験料金を採用。オンラインテスト試験監督ソリューションであるProctorUが提供するAI技術と、人間による遠隔監視を使用して実施される。また、TOEFL iBTテスト終了直後にReading/Listeningセクションの暫定スコアが閲覧できるなど、通常のテストと同様の機能が利用できる。

 自宅受験の申込みは9月30日まで延長したことで、受験者は週4日のうち24時間いつでもテストの時間を選択できる。また、セキュリティの最高基準を満たすために、リアルタイムの人間による監視とAI技術の両方を使用したセキュリティ対策を複数採用している。

 「TOEFL iBT Special Home Edition」テストの申込方法、使用機器・受験環境に関する要件や注意事項などは、Webサイトで確認できる。
《田中志実》

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