【大学受験2021】共通テストは3日程、学習の遅れ等理由に第2日程選択可

 文部科学省は2020年6月19日、2021年度(令和3年度)大学入学者選抜実施要項を公表した。大学入学共通テストは第1日程、第2日程、特例追試験と、3つの日程を設定。学習の遅れなどを理由に第2日程を選択できる。総合型選抜の出願時期は9月15日以降へ2週間後ろ倒しする。

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 文部科学省は2020年6月19日、2021年度(令和3年度)大学入学者選抜実施要項を公表した。大学入学共通テストは第1日程、第2日程、特例追試験と、3つの日程を設定。学習の遅れなどを理由に第2日程を選択できる。総合型選抜の出願時期は9月15日以降へ2週間後ろ倒しする。

 2021年度大学入学者選抜実施要項は、2020年度に実施する大学入学者選抜における入試方法や試験期日などを記載したもの。2021年度の要項では、新型コロナウイルス感染症に伴う試験実施上の配慮などを記載したほか、新型コロナウイルス感染症に対応した試験実施のガイドラインも添付している。

 大学入学共通テストの実施期日は、当初から予定している2021年1月16日・17日のほか、第2日程として1月30日・31日にも設定。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れを理由に出願時から第2日程を選択することを可能とし、従来の追試験では2会場としていた試験場は、全都道府県へ大幅拡充する。第2日程は、新型コロナウイルス感染症の罹患などを理由に第1日程で受験できなかった志願者の追試験としても実施する。

 2つの試験日程のほか、第2日程を選択した志願者が疾病などを理由に受験できなかった場合に備え、2月13日・14日には特例追試験も行う。

◆大学入学共通テスト
第1日程:2021年1月16日・17日
第2日程:2021年1月30日・31日
 第1日程の追試験のほか、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れを理由に出願時から第2日程を選択することが可能
特例追試験:2021年2月13日・14日
 特例追試験

 個別学力検査は、2月1日から3月25日までの間で実施。新型コロナウイルス感染症などに罹患した志願者の受験機会を確保するため、各大学には「追試験の設定」「追加の受験料を徴収せずに、別日程への受験の振替」のいずれかの方策を必ず講じるよう求めている。

 総合型選抜(現AO入試)については、新型コロナウイルス感染症に伴う高校の臨時休業期間に配慮し、入学願書受付を当初予定の9月1日から9月15日以降へ2週間遅らせる。学校推薦型選抜(現推薦入試)は、入学願書受付期間を11月1日以降とする。

 出題範囲についても配慮を要請。個別学力検査において、特定の志願者が不利にならないための工夫として、高校3年生で履修することの多い科目(数学III、物理、化学、生物、地学、世界史B、日本史B、地理B、倫理、政治・経済など)での選択問題の設定、教科書で「発展的な学習内容」と記載している内容から出題しない、あるいは出題する場合は設問中に補足事項などを記載することを例にあげている。

 このほか、新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては試験期日を改めて検討することについても明記。秋以降に臨時休校が実施される状況が生じ、高校卒業や大学入学の時期が4月以降となる場合には、それに応じて試験期日なども見直すとしている。

 文部科学省では、6月19日付で都道府県教育委員会など、全国の学校設置者に2021年度大学入学者選抜実施要項について通知。2020年度は臨時休校などが実施されたことに十分留意し、要項を踏まえ、必要な措置を最大限講じるよう求めている。
《奥山直美》

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