2020年司法試験、受験予定者は4,100人…前年比799人減

 法務省は2020年7月30日、司法試験の受験予定者数を発表した。2020年度(令和2年度)の受験予定者数は前年比799人減の4,100人。法科大学院課程修了の資格に基づいて受験する者が89.41%、司法試験予備試験合格の資格に基づいて受験する者が10.59%を占めている。

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2020年(令和2年)司法試験の受験予定者
  • 2020年(令和2年)司法試験の受験予定者
  • 司法試験日程(延期後)
 法務省は2020年7月30日、司法試験の受験予定者数を発表した。2020年度(令和2年度)の受験予定者数は前年比799人減の4,100人。法科大学院課程修了の資格に基づいて受験する者が89.41%、司法試験予備試験合格の資格に基づいて受験する者が10.59%を占めている。

 2020年司法試験の出願者数は4,226人、受験予定者数は男性2,920人(71.22%)と女性1,180人(28.78%)の計4,100人。なお、2019年(令和元年)の受験状況は、出願者数が4,930人、受験予定者数が4,899人、受験者数が4,466人で、受験率は91.2%であった。

 受験資格別にみると、法科大学院課程修了の資格に基づいて受験する者が3,666人で全体の89.41%を占めている。このうち、既修者・法学部卒は1,855人(50.60%)、既修者・非法学部卒は202人(5.51%)、未修者・法学部卒は1,140人(31.10%)、未修者・非法学部卒は469人(12.79%)。司法試験予備試験合格の資格に基づいて受験する者は434人(10.59%)。

 受験回数別にみると、1回目は1,705人(41.59%)、2回目は817人(19.93%)、3回目は638人(15.56%)、4回目は543人(13.24%)、5回目は397人(9.68%)。

 2020年の司法試験は、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、当初予定していた5月13日、14日、16日、17日の実施日程を延期。8月12日、13日、15日、16日に試験を実施する。短答式試験成績発表は9月8日、合格発表は2021年1月20日に行われる。
《奥山直美》

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