流行った就活用語ランキング、1位は「NNT」

 マイナビは2020年8月27日、2021年卒就活生に聞いた「周りで流行った就活用語ランキング」を発表した。1位には、「無い内定」を略した「NNT」が選ばれた。新型コロナウイルス感染症流行下の就活を象徴して、5位にはWeb面接を略した「WEB面」も入った。

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周りで流行った就活用語
  • 周りで流行った就活用語
  • ランク外で目新しかった用語・特徴的な用語
  • 就職活動に影響したニュースワード
  • この人が人事担当だったら、その会社に入社したいBEST5
 マイナビは2020年8月27日、2021年卒就活生に聞いた「周りで流行った就活用語ランキング」を発表した。1位には、「無い内定」を略した「NNT」が選ばれた。新型コロナウイルス感染症流行下の就活を象徴して、5位にはWeb面接を略した「WEB面」も入った。

 「マイナビ2021年卒学生就職モニター特別調査」は2020年7月27日~31日、モニター会員である2021年卒業予定の全国の大学4年生と大学院2年生を対象にWeb上のアンケートフォームで実施。1,954人の有効回答を得た。

 「周りで流行った就活用語」の1位は、「無い内定」を略した「NNT」。まだ内定や内々定をもらえていないことを「内々定」に掛けた言葉として、多くの就活生の間で使われ、前年4位から1位に浮上した。

 2位は前年と同じく、面接でよく聞かれる「学生時代に力を入れたこと」を略した「ガクチカ」。3位は、不採用通知の「今後のご活躍をお祈りしております」という一文から、選考で落ちることを表した「お祈り」で、前年1位から3位にダウンした。4位はエントリーシートを略した「ES」だった。

 5位には、新型コロナウイルス感染症流行下の就活を象徴するWeb面接を略した「WEB面」がランクインした。ランク外でも、家にいながら就活する「テレ就活」(テレワーク+就職活動)、コロナによるイベントや面接のキャンセルを示す「コロキャン」、リモートハラスメントを略した「リモハラ」など、コロナ禍ならではの用語が多数あがった。Web説明会で、カメラオンと事前に記載されていないのに、急にカメラをつけてほしいと言われる「隠れカメラオン」などもあった。

 就職活動に影響したニュースワードは、「新型コロナウイルス感染症」が43.2%ともっとも多く、「緊急事態宣言」28.0%、「テレワーク、リモートワーク、在宅勤務」26.1%、「withコロナ」23.3%と、トップ4に新型コロナウイルス感染症を強く感じさせるワードが並んだ。

 このほか、「この人が人事担当だったら、その会社に入社したいランキング」では、男性有名人の1位に嵐の櫻井翔、女性有名人の1位に女優の天海祐希、キャラクターの1位にドラえもんが選ばれた。
《奥山直美》

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