高校生の求人数24.3%減…コロナ影響で選考期日変更

 厚生労働省は2020年9月7日、2020年度(令和2年度)「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」を取りまとめた。高校生の求人倍率は2.08倍、求人数は前年同期比の24.3%減となった。新型コロナウイルスの影響を受け、選考・内定開始時期を変更している。

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高校新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況の推移(7月末現在)
  • 高校新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況の推移(7月末現在)
  • 2021年3月高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る地域別求人・求職状況
  • 高校生の就職活動開始時期の変更について
  • オンライン面接実施にあたってのお願い(一部)
 厚生労働省は2020年9月7日、2020年度(令和2年度)「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」を取りまとめた。高校生の求人倍率は2.08倍、求人数は前年同期比の24.3%減となった。新型コロナウイルスの影響を受け、選考・内定開始時期を変更している。

 厚生労働省は、2021年(令和3)年3月に高校や中学を卒業する生徒について、2020年7月末現在の公共職業安定所(ハローワーク)求人における求人・求職状況を取りまとめた。対象は、学校やハローワークからの職業紹介を希望した生徒。

 高校新卒者の求人数は約33万6,000人で、前年同期比24.3%の減。求職者数は約16万2,000人で、同8.0%の減、求人倍率は2.08倍で、同0.44ポイントの低下となった。中学新卒者の求人数は680人で、前年同期比37.3%の減。求職者数は909人で同6.4%の増、求人倍率は0.75倍で、同0.52ポイントの低下となった。

 2021年3月の高校・中学新卒者に係るハローワークによる求人申込みの受付けおよび選考・内定開始期日は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、全国の高等学校で臨時休業期間があったことにより、就職準備期間が短くなることが懸念された。そのため、生徒の希望・適性にあった就職を実現し、ミスマッチによる早期離職を防止する観点から、全国高等学校長協会、主要経済団体(日本経済団体連合会、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会)、文部科学省、厚生労働省において検討し、高校生の就職活動時期を変更することにした。学校から企業への生徒の応募書類の提出開始は9月5日から10月5日に、企業による選考・内定開始日を9月16日から10月16日に変更した。中学校の選考・内定開始日は1月1日以降(積雪指定地域は12月1日以降)。

 また、高校生の採用を行う企業に向けて、オンライン面接実施についてのリーフレットを作成。学校で使用できるオンライン面接会場や通信機器には限りがあることから、「学校や生徒の個別事情に配慮して面接日を複数設定する」「企業側で機器や面接会場を用意する」など、学校と事前調整を行ったうえで、最大限柔軟な対応を依頼している。さらに、オンライン面接への対応可否を採用基準としたり、対応できないことをもって、不利益な取り扱いを行わないなど、留意点をまとめている。
《田中志実》

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