大学共同利用機関協議会などは、「大学共同利用機関シンポジウム2020」を2020年10月17日・18日の2日間、オンラインで開催する。大学共同利用機関の学術研究の一端を公開するイベント。対象は中学生、高校生、大学・大学院生、研究者など。参加無料。 大学共同利用機関は、特定の高等教育機関には属さない独立の組織として、国公私立大学の共同研究・共同利用を支える世界的にユニークな研究機関。学術の最先端分野を新たに開拓する大型研究プロジェクトなどを推進することで、各研究機関の学術領域の枠組みを超えて、全国の大学の研究力強化に貢献している。 シンポジウムは、大学共同利用機関の学術研究を広く一般に知ってもらうために2010年から毎年開催している。今年は、新型コロナウイルスの影響によりオンラインで開催することになった。大学共同利用機関がオンラインに集い、研究トークやオンライン展示を行う。 10月17日は、各機構から多様な研究トークを紹介する。当日はZoom Webinarから参加すると、研究者に直接質問ができる。Youtube LiveやLINE LIVEでの視聴も可能。10月18日はオンライン展示を行い、研究者の解説を直接聞くことができる。展示解説にはオンライン交流ツール「Gather」を用いる。参加機関は人間文化研究機構、自然科学研究機構、高エネルギー加速器研究機構、情報・システム研究機構、宇宙航空研究開発機構、総合研究大学院大学。 このほか、南極・昭和基地とのライブ中継「南極北極ジュニアフォーラム」や、国立天文台ハワイ観測所のすばる望遠鏡の映像公開など盛りだくさん。詳細のプログラムとスケジュールはWebサイトで確認できる。参加は無料だが、事前申込が必要。申込時に登録したメールアドレスに当日の参加方法の案内をメールで送る。◆大学共同利用機関 シンポジウム2020日時:2020年10月17日(土)11:00~17:05、18日(日)11:00~17:30会場:オンライン開催参加費:無料申込方法:Webサイトから申し込む