子育てにかかる月額費用、前年比4,440円減で過去最低に

 子育てにかかる費用(月額)の平均金額は、前年比4,440円減の「3万6,247円」で過去最低金額となったことが、明治安田生命が2020年10月15日に発表した調査結果より明らかとなった。

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子育てにかかる費用(月額)
  • 子育てにかかる費用(月額)
  • 子育てにおいて負担が大きいと感じている費用(複数回答)
  • 理想と現実の年収
  • 子どもを「さらにほしい」かどうか
  • 子どもを「さらにほしい」と回答した人(男女別 前年比較)
  • 2020年「イクメン」ランキング
 子育てにかかる費用(月額)の平均金額は、前年比4,440円減の「3万6,247円」で過去最低金額となったことが、明治安田生命が2020年10月15日に発表した調査結果より明らかとなった。

 子育てに関するアンケート調査は、全国の0歳~6歳までの子どもがいる既婚男女を対象に実施。6月12日~15日に調査を実施し、1,100人(うち既婚男性550人、既婚女性550人)の有効回答を得た。

 子育てにかかる費用(月額)について聞いたところ、平均金額は前年比4,440円減の3万6,247円。2018年の調査開始から過去最低金額となった。負担が大きいと感じている費用は、前年に引き続き「保育園・幼稚園代」43.3%がもっとも多かったが、前年比23.6ポイント減と大幅に減少。明治安田生命は2019年10月から実施の「幼児教育・保育の無償化」による影響と分析している。

 理想と現実の世帯年収について聞いたところ、理想の世帯年収は前年比64万円増の1,096万円(男性:792万円+女性:304万円)、現実の世帯年収は同32万円増の787万円(男性:634万円+女性:153万円)。理想と現実年収の差は、同32万円増の309万円となった。

 今後、子どもをさらにほしいか聞いたところ、「さらにほしい」と回答した人は前年比9.2ポイント増の30.5%で、過去最多となった。男女別では、「さらにほしい」と回答した男性が前年比2.7ポイント増の21.6%、女性が同15.9ポイント増の39.5%で、女性のほうが子どもをさらに望む人が増えている。

 イクメンだと思う有名人について聞いたところ、総合ランキング1位は「つるの剛士」192人。ついで、2位「市川海老蔵(歌舞伎役者)」88人、3位「りゅうちぇる」56人、4位「佐々木健介(プロレス)」52人、5位「杉浦太陽」51人という結果だった。

◆2020年「イクメン」ランキング(総合)
1位:「つるの剛士」192人
2位:「市川海老蔵(歌舞伎役者)」88人
3位:「りゅうちぇる」56人
4位:「佐々木健介(プロレス)」52人
5位:「杉浦太陽」51人
6位:「石田明(NON STYLE)」40人
7位:「大久保嘉人(サッカー)」34人
8位:「山口智充」30人
9位:「はなわ」29人
10位:「藤井隆」24人
《桑田あや》

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