【クレーム対応Q&A】成績悪いと連帯責任

 学校に寄せられるさまざまなクレーム。保護者や地域からのクレームに先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。

教育・受験 先生
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 学校に寄せられるさまざまなクレーム。保護者や地域からのクレームに先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。第19回は「成績悪いと連帯責任になる」。

学校の役割の1つは
「仲間と関わること」


 学校で子どもが学ぶということには、いくつかの意味があります。その中の1つが「仲間と関わること」です。自分の考えと違ったものに触れること、頑張っている友達の姿を見ること、うまくいかない時に助けたり、助けられたりすること…。そういったものは、オンラインでは取り組みにくいものもあり、対面での学校での授業の良さなのでしょう。今回、新型コロナウイルスの流行によって、改めてそういった学校教育における良さとは何であるのかということが問われました。日本が初めて経験した学校の一斉休校などによって、学校の役割、学校での学びの意味などを改めて考えることとなりました。

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《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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