児童見守りGPS「みもり」新モデル2/10予約開始

 ドリームエリアは2021年2月10日、GPSなどの位置情報によって危険を未然に防ぐ児童見守りGPS「みもり」新モデルの予約を開始した。スマートフォンで録音した保護者の音声が受信できる機能が追加されたほか、屋外での測位性能が向上している。

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児童見守りGPS「みもり」
  • 児童見守りGPS「みもり」
  • 児童見守りGPS「みもり」
  • 保護者の音声を録音しメッセージとして受信できる
  • 紛失時に音で見つかる「みもりを鳴らす」
  • 25%の小型化を実現
  • 専用ケースに新色追加
  • 専用ケースに新色追加
  • 登下校での利用イメージ
 ドリームエリアは2021年2月10日、GPSなどの位置情報によって危険を未然に防ぐ児童見守りGPS「みもり」新モデルの予約を開始した。スマートフォンで録音した保護者の音声が受信できる機能が追加されたほか、屋外での測位性能が向上している。

 児童見守りサービス「みもり」は、子ども用の見守りGPS端末。全国47都道府県で、1万施設以上、225万人以上が利用している無料の緊急連絡システム「マチコミ」と連携させ、地域ごとに蓄積された危険場所データベースや、不審者情報データベースを使って子どもの安全を守る。

 保護者のスマートフォンにインストールした専用アプリを「みもり」と連動させ、アプリから子どもの現在位置確認や行動管理ができる。危険な場所に侵入した際には、保護者に代わって「みもり」が音声で直接子どもに警告できる。

 2018年7月の発売以来、特に「子ども用携帯やスマートフォンを持たせたくない」「学校への持込みが禁止されている」という小学校低学年の子どもを持つ保護者をはじめとした、多くの保護者に利用されているという。

 新モデルには、スマートフォンで録音した保護者の音声を「音声メッセージ」として受信できる機能を搭載。音声を受信するとLEDランプが点滅し、音声と共に通知する。メッセージボタンを押すと、受信した音声メッセージがスピーカーから再生され、子どもの帰りが遅い場合などには帰宅を促すこともできる。音声メッセージは録音以外にも、収録音声から選択したり、テキストで入力して音声に自動変換して送信したりすることも可能。仕事中など音声を録音できないシーンでも使うことができる。

 家の中で「みもり」をなくしてしまった際に、「みもりを鳴らす」機能も追加。スマホアプリで「みもりを鳴らすボタン」を押すと、LTE通信回線経由で「みもり」に接続し、本体のスピーカー部分から電子音が流れ、場所を特定できる。

 通信方式は、IoT向けの省電力通信規格であるLTE-Mに変更し通信速度が向上する。バッテリー容量もアップし、バッテリー消費量の大幅な軽減を実現した。

 位置情報の測位には、従来のGPSに加えて、みちびき(日本)、BeiDou(中国)、Galileo(欧州)、GLONASS(ロシア)にも対応。屋外での測位性能が向上した。また、屋内や地下でも測位できるようにするため、Wi-Fiアクセスポイントを利用した測位方式を採用している。Wi-Fiアクセスポイントでは今までの2.4GHzに加えて5GHz帯にも対応し多くのアクセスポイントを利用できるようになった。

 新モデルの予約は2月10日より受け付けている。価格は、「みもり」本体が7,800円、月額利用料金680円、専用ケース1,480円(いずれも税別)。本体の購入、月額利用料の支払にはクレジットカードが必要となる。
《外岡紘代》

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