学研プラスは2021年2月4日、「つくって役立つ!防災工作 水・電気・ガスが使えないくらしを考える」を発売した。段ボール箱を使った非常用トイレなど、身近なもので手軽にできる防災工作のアイデアを紹介している。価格は4,200円(税別)。 小学校学習指導要領改訂に伴い、社会や理科では防災教育が一層重視されるようになっている。「つくって役立つ!防災工作」は、「工作」を通じて被災時の生活を擬似体験しながら防災について学ぶことができる、新しい防災教育の先駆けとなる一冊。 被災時にインフラ(水・電気・ガス)が止まる理由や、インフラが止まると使えなくなるものについて、イラストでわかりやすく説明。被災すると生活がどう変わるのか、どんな備えや工夫が必要になるのか理解したうえで、被災時に役立つ工作に取り組むことができる。 身近なものを使って簡単にできる防災工作は、手順ごとにイラストでわかりやすく作り方を解説。水が使えないときに役立つ「新聞紙を使った食器」や、明かりがないときに役立つ「ツナ缶を使ったランプ」、ベッドがないときに役立つ「段ボールを使ったベッド」など、身近なものを使って短時間でできる工作25点を掲載している。 なお、図書館向け商品のため一般の書店ではあまり流通しないという。近くの図書館にリクエストするか、ネット書店などで購入できる。東日本大震災から10年。家庭で楽しくできる「工作」で、日頃から防災意識を高めてみてはいかがだろうか。◆つくって役立つ!防災工作 水・電気・ガスが使えないくらしを考える発売日:2021年2月4日(木)定価:4,200円(税別)判型:A4変型/80ページ装丁・製本:特別堅牢製本図書電子版:配信なしISBN:978-4-05-501343-7発行所:学研プラス【目次】・第1章 水が使えないときに役立つ工作・第2章 電気が使えないときに役立つ工作・第3章 ガスが使えないときに役立つ工作・第4章 避難所でのくらしを考える