上智大、英語弁論大会「ジョン・ニッセル杯」高校生募集

 上智大学は高校生による英語弁論大会「ジョン・ニッセル杯」の2021年度大会の応募受付を開始した。8月25日まで応募を受け付け、1次審査を経て、11月20日に上智大学四谷キャンパスにて本選を開催する予定。上位入賞者には4年間の授業料を減免する奨学金が授与される。

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第10回(2020年度)大会本選出場者のようす
  • 第10回(2020年度)大会本選出場者のようす
  • 第10回(2020年度)大会で優勝した藤原エイミー舞花さん
  • 上智大学
  • 上智大学言語教育研究センター
 上智大学は高校生による英語弁論大会「ジョン・ニッセル杯」の2021年度大会の応募受付を開始した。8月25日まで応募を受け付け、1次審査を経て、11月20日に上智大学四谷キャンパスにて本選を開催する予定。上位入賞者には4年間の授業料を減免する奨学金が授与される。

 「ジョン・ニッセル杯」は、英語で発表することを通じて英語力の向上を図るとともに、高校生たちが将来世界を舞台に活躍する人材として成長するきっかけを掴んでもらいたいとの想いから2011年度に創設された高校生による英語弁論大会。上智大学で長年にわたって教鞭をとった故ジョン・ニッセル氏にちなんで名付けられた。

 対象は、日本国内の高校、インターナショナルスクールおよび文部科学省の在外教育施設の認定を受けた海外の日本人学校に通う高校生で、本選に出場できる生徒。 海外体験の有無は問わない。

 第11回となる2021年度大会の弁論テーマは「New Challenges:New Connections Beyond the Pandemic」。新型コロナウイルス感染症が世界規模で蔓延する中、パンデミックを超えた新しいつながりについて高校生の自由な弁論を望む。大会での審査にあたっては英語の正確さよりも内容や「相手に伝えたい」という気持ちの強さ、自分の思いや考えを英語で表現し、自分の言葉で聞き手に届ける力があるかどうかを重視する。

 1次審査の応募期限は8月25日(消印有効)。応募には、所定の参加申込用紙、弁論原稿、弁論原稿データ、参加者本人が吹き込んだ録音データ、参加申込データが必要となる。提出物一式をもとに1次審査を行い、10月上旬に結果を発表。20人が11月20日の本選へと進む予定。

 大会の上位6位までの入賞者が将来上智大学に入学した場合、本人の申請に基づき、修業年限(4年間)の授業料が順位に応じて減免となる奨学金が授与される。1位は授業料相当額、2~3位は半額相当額、4~6位は3分の1の相当額が減免される。

 なお、本選は新型コロナウイルス感染症の状況によってはオンライン開催となる場合もある。募集要項および参加申込用紙など、大会概要や応募方法の詳細は上智大学言語教育研究センターのWebサイトから確認できる。

◆第11回 上智大学全国高校生英語弁論大会「ジョン・ニッセル杯」
応募期限:2021年8月25日(水)消印有効
本選日程:2021年11月20日(土)13:00
会場:上智大学四谷キャンパス(東京都千代田区)
※新型コロナウイルス感染症の状況によってはオンライン開催となる
対象:国内の高校、インターナショナルスクールおよび文部科学省の在外教育施設認定を受けた海外の日本人学校に通う高校生で、本選に出場できる生徒
※海外体験の有無は問わない
応募方法:提出物一式を揃え、郵送で応募する
《畑山望》

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