ジュニアドクター育成塾、東北公益文科大学等3機関を採択

 科学技術振興機構(JST)は2021年5月19日、「ジュニアドクター育成塾」における2021年度採択機関を発表。東北公益文科大学、国立高等専門学校機構福井工業高等専門学校、喜界島サンゴ礁科学研究所の3件の取組みが採択された。

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 科学技術振興機構(JST)は2021年5月19日、「ジュニアドクター育成塾」における2021年度採択機関を発表。東北公益文科大学、国立高等専門学校機構福井工業高等専門学校、喜界島サンゴ礁科学研究所の3件の取組みが採択された。

 ジュニアドクター育成塾は、将来の科学技術イノベーションを牽引する傑出した人材の育成に向けて、高い意欲や突出した能力をもつ小中学生を発掘し、理数・情報分野の学習等を通じて、その能力を伸長させる体系的な取組みを支援するもの。

 2021年度は、2021年1月19日から3月1日の期間に、国公私立大学や高等専門学校、公的研究機関、科学館、博物館、公益法人、NPO法人、民間事業者等を対象に募集。9件の応募があり、外部有識者で構成される委員会による審査の結果、3件の機関が決定した。

 採択されたのは、東北公益文科大学の「鳥海山の頂から世界をめざせ!地域の未来を情報技術で切り拓くジュニアドクター育成塾」、国立高等専門学校機構福井工業高等専門学校の「デジタルネイティブ世代×伝統産業のコラボを実現する福井高専型PBL」、喜界島サンゴ礁科学研究所の「KIKAIカレッジ~サンゴ礁複合科学を通じた地球環境課題を解決する次世代イノベーターの育成~」。支援対象期間は最大5年間。1機関あたり最大1,000万円/年度を支援する。

 今回の採択により、2021年度の実施機関は30機関となる。事業の詳細はWebサイトで確認できる。
《桑田あや》

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