新しい生活様式下での熱中症対策、夏前に確認を…日本気象協会

 日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、「新しい生活様式下での熱中症の予防啓発」のため、2021年の夏に注意したい熱中症のポイントを紹介している。梅雨の晴れ間や梅雨明け後の急に暑くなる日は万全の熱中症対策をするよう呼びかけている。

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日常生活でできる暑熱順化するための動きや生活
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  • 熱中症に気をつけたいポイント~マスク編~
 日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、「新しい生活様式下での熱中症の予防啓発」のため、2021年の夏に注意したい熱中症のポイントを紹介している。梅雨の晴れ間や梅雨明け後の急に暑くなる日は万全の熱中症対策をするよう呼びかけている。

 「熱中症ゼロへ」プロジェクトによると、体が暑さに慣れていないと体の熱をうまく外に逃がすことができず熱中症になる危険性が高まる。そのため、気温が上がる前から体を暑さに慣れさせる「暑熱順化(しょねつじゅんか)」をすることが大切だという。

 暑熱順化をするためには、ウォーキング・ジョギング、サイクリング、筋トレやストレッチ等の適度な運動、湯船に入ること等、日常生活の中で無理のない範囲で汗をかくことが重要。個人差もあるが数日から2週間程度で暑熱順化をすることができる。「熱中症ゼロへ」プロジェクトの公式Webサイトでは、暑熱順化による体の変化や有効な対策、特に注意が必要なタイミングを解説している。さらに、自分の暑熱順化がどの程度進んでいるかを確認できる「暑熱順化チェック」、暑熱順化の知識を深めることができる「暑熱順化ポイントマニュアル」も公開している。

 2021年の夏は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、マスクを着用して過ごす夏になることが予想される。マスクをしている場合は体への負荷の大きい作業や運動は避け、意識して水分を補給することが大切だ。また、周囲の人と十分に距離をとれる場所では適宜マスクを外して休憩することも意識すると良いという。

 今後、6月にかけて暖かい空気が流れ込みやすいため、気温は平年並みか高いところが多い見込み。九州から関東にかけては、湿度が高く、蒸し暑く感じられる日が多くなりそうだという。梅雨の晴れ間には最高気温が30度以上の真夏日となることも。梅雨の晴れ間や梅雨明け後の急に暑くなる日は万全の熱中症対策をするよう呼びかけている。

 「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、熱中症にかかる人を減らし、亡くなってしまう人をゼロにすることが目的。2013年の発足以来、気象情報の発信を中心に、熱中症に関する知識と対策をより多くの人に知ってもらう活動を展開している。活動9年目となる2021年は、「新しい生活様式下での熱中症の予防啓発」をテーマに活動を行っていくとしている。
《外岡紘代》

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