【大学受験】志望校合格の鍵は継続学習、秘訣は…

 大学受験生にとって、国公立大は「夏前まで」、難関私大は「受験の1年以上前から」の継続学習が重要であることが2021年6月21日、リクルートが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」の調査結果からわかった。継続学習成功の秘訣は「宣言と報告」にあるという。

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志望校群別 年間受講講義数
  • 志望校群別 年間受講講義数
  • 年間の勉強講義数(旧帝大、その他国公立)
  • 年間の勉強講義数(早慶上智)
 大学受験生にとって、国公立大は「夏前まで」、難関私大は「受験の1年以上前から」の継続学習が重要であることが2021年6月21日、リクルートが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」の調査結果からわかった。継続学習成功の秘訣は「宣言と報告」にあるという。

 オンライン学習サービス「スタディサプリ」は、2017年3月から高校生・大学受験生向けサービス「スタディサプリ合格特訓コース」を開始。現役難関大学生がオンラインによるコーチングで受験勉強をサポートしている。今回、同コースユーザーの2021年大学合格実績から、オンライン学習ツールの活用を含む勉強方法について分析し、結果を公表した。

 調査対象は、国公立大学・難関私立大学(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学)の合格報告があり、大学入学共通テスト後の2021年1月26日以降まで利用した生徒・高卒生。

 大学群別に第一志望大学の「合格報告あり」と「合格報告なし」の生徒について、2020年2月から2021年1月までの「スタディサプリ」授業の平均受講講義数を比較したところ、「旧帝大」は「合格報告あり」270講義、「合格報告なし」237講義、「その他国公立」は「合格報告あり」273講義、「合格報告なし」256講義、「早慶上智」は「合格報告あり」254講義、「合格報告なし」226講義という結果になった。講義数は、いずれの大学群でも「合格報告あり」のほうが多く、全大学群を平均すると「合格報告あり」の講義数が26程度多かった。

 また、合格に必要な年間の目安講義数をそれぞれの大学群志望者がどのようなスケジュールで勉強していたかを分析したところ、受験までの年間スケジュールでは、旧帝大は受験年度の5月ころ、国公立は夏ころに山場があった。スタディサプリでは、志望者はそのころまでに基礎となる教科の勉強を済ませておく必要がありそうだとし、「夏までに基礎を繰り返し学習し、夏以降は過去問の演習に注力できるよう準備をしておくことが重要といえそう」とコメントしている。

 一方、受験スケジュールの異なる難関私大に関しては、受験までの1年間における受講数と合否の関係性は見受けられなかったが、累積でみると2020年2月時点での受講講義数が「合格報告あり」は「合格報告なし」の約3倍にのぼった。5月、8月の長期休みや入試直前の10月、11月のタイミングでしっかりとまとまった学習を行うことは重要としつつ、「もっとも重要なのは受験の1年以上前からの継続学習だといえそう」としている。

 日々の勉強をどのように継続させたらいいかについては、スタディサプリ教育AI研究所の小宮山利恵子所長が自宅学習を継続させるポイントを解説。「達成できそうなレベルの目標を設定し、少しずつレベルアップ」「立てた目標や成果を誰かに共有する」の2点をあげ、継続学習成功の秘訣は「宣言と報告」にあるとアドバイスしている。
《奥山直美》

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