浸水・冠水被害を受けた車両…感電事故や火災の恐れも

雨の季節になり、各地で水害が報じられている。浸水・冠水被害を受けた車両をどう取り扱ったらよいのか、国土交通省と自動車工業会のウェブサイトに掲載されている情報を以下にまとめる。感電や火災のおそれがあるので取り扱いには注意が必要だ。

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2020年7月、福岡県久留米市
  • 2020年7月、福岡県久留米市
  • 2020年7月、福岡県久留米市
雨の季節になり、各地で水害が報じられている。浸水・冠水被害を受けた車両をどう取り扱ったらよいのか、国土交通省と自動車工業会のウェブサイトに掲載されている情報を以下にまとめる。感電や火災のおそれがあるので取り扱いには注意が必要だ。

●自分でエンジンをかけない。
●ハイブリッド車、電気自動車は高電圧システムを搭載しているので、むやみに車両に触らない。
●電気系統のショートなどにより発火するおそれがあるので、バッテリーのマイナス側のターミナルを外しておく。外したターミナルがバッテリーと接触しないように、テープで覆うなどの措置をしておく。
●ロードサービスや販売店に連絡、または整備工場に相談する。
●やむを得ず車両を移動する際は、ギアをニュートラルにして、押して移動する。


浸水、冠水被害を受けた車は火災を起こす恐れがある。外観上問題がなさそうな状態でも、感電事故や、電気系統のショートなどによる車両火災のおそれがあるという。

水面の高さがフロア面まで来たら、その車両は浸水の被害にあっていると考えられるそうだ。また車を離れていた間に水が出ていた場合は、水が引いた直後に車内を見て、フロアに水や水滴が残っていたり湿っていたりすると、やはり浸水の被害にあっていると考えられる。

さらに道路が冠水しているときは運転を控える、高台に移動して駐車する、といった対策も呼びかけている。

浸水・冠水被害を受けた車両をどうする?---感電事故や車両火災のおそれ

《高木啓@レスポンス》

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