コカ・コーラ教育・環境財団は2021年9月6日より、2022年度「コカ・コーラ奨学生(給付型)」の募集を開始した。アカウント登録は10月18日まで、応募は10月31日まで受け付ける。2022年度は、新大学生20名、新大学院生10名、計30名を採用する予定。 コカ・コーラの奨学支援事業は、国際社会が求める青少年の育成、また地域社会を支える人材の育成に貢献するため、1966年より支給を開始した返済義務のない給付型奨学金。人物・学力ともに優れ、かつ向上心に燃えながらも経済的な理由により大学への進学が困難な事情にある高校生の進学を目的に、過去55年間で計2,427人の学生を支援してきた。 2020年度からは、コカ・コーラシステム全体として取り組むべき新たなサステナビリティ戦略が策定されたことやSDGsの推進を図るため、環境分野、特に地球環境・環境資源の領域の向上に寄与する人材を育成することを事業方針とすることを決定。今回の2022年度募集においても、新大学生は「飲料容器に使用される資源(ペットボトル、プラスチック、アルミ、鉄、びん等)」「水」「温室効果ガス」「再生可能エネルギー」のいずれかの地球・環境資源に係る学問を学ぶ、もしくは興味のある学生を対象とする。 また、2021年度より、地球環境課題に対してより専門的な研究を行う学生への支援を目的に、新大学院生を対象とした奨学金を新設。大学生と同じく4つの地球・環境資源に係る学問を学ぶ大学生を対象とし、成績および応募フォーム内の小論文2本、提出書類をもとに書類選考を行う。 給付金額は、大学生が月額2万円、大学院生(修士課程)が月額4万円。ともに、正規の最短修業年限支給する。給付人数は、大学生が20名、大学院生が10名。ともに、応募条件に該当すれば国籍不問、他の奨学金との併用も可能。応募は、事前にWebサイトからアカウント登録を行い、財団からのアカウント発行メールをもって、オンライン応募フォームより応募する。 大学生・大学院生ともに書類選考による第1次選考を行い、11月中旬までに結果をオンライン応募フォーム上で連絡。通過者を対象にした第2次選考は、11月中旬ころに原則オンラインでの面接で実施。在住の地域の支部ごとに奨学生予定者を選定し、奨学生として内定した結果については、本人に通知するとともに推薦した高等学校長や大学長あてに通知する。応募資格や応募方法等、募集要項の詳細はコカ・コーラ教育・環境財団のWebサイトで確認できる。◆コカ・コーラ教育・環境財団 2022年度奨学生(給付型)【新大学生向け】対象:高校生(新大学1年生)給付金額:月額2万円給付人数:20名給付期間:大学正規の最短修業年限(6年制学部の学部生には6年間月額2万円を支給)応募資格:・日本国内の高等学校に在学し2022年3月に卒業見込・2022年4月に日本国内の国立・公立・私立のいずれかの大学に進学する・環境問題への取組みとして、環境、特に地球・環境資源関連領域に係る興味がある・経済的支援を必要とする等、すべての条件に該当する生徒。条件に該当する場合は国籍に関係なく応募可能、他の奨学金との併用可応募方法:Webサイトからアカウント登録し、財団からのアカウント発行をもってオンライン応募フォームから応募する応募期間:アカウント登録は2021年10月18日(月)まで、応募は10月31日(日)まで【新大学院生向け】対象:大学生(新大学院生・修士課程)給付金額:月額4万円給付人数:10人給付期間:大学院・修士課程期間正規の最短修業年限応募資格:・日本国内の国立・公立・私立のいずれかの大学に在学し2022年3月に卒業見込・2022年4月に日本国内の国立・公立・私立のいずれかの大学院修士課程に進学する・環境問題への取組みとして、4つの地球・環境資源に係る学問のうちいずれかを学んでいる・経済的支援を必要とする等、すべての条件に該当する学生。条件に該当する場合は国籍に関係なく応募可能、他の奨学金との併用可応募方法:Webサイトからアカウント登録し、財団からのアカウント発行をもってオンライン応募フォームから応募する応募期間:アカウント登録は2021年10月18日(月)まで、応募は10月31日(日)まで※募集要項等、詳細に関しては財団Webサイトから確認できる