青森県教育委員会は2021年11月25日、県内中学校等卒業予定者の進路志望状況（第1次調査）の結果をまとめた報告書を公表した。学校・学科別の進学志望倍率は、八戸工業（電子）2.46倍、青森（普通）1.50倍等が高かった。 報告書は、2022年3月に県内国公私立の中学校および特別支援学校中学部の卒業予定者の進路志望状況について、11月10日現在の結果をまとめたもの。 卒業予定者は、前年（2020年）より121人増の1万186人。このうち、高校等進学志望者総数は1万64人、進学希望率は前年より0.4ポイント減の98.8％。進学志望者数のうち、県内高校（全日制）への志望者数は9,285人（県立7,601人、私立1,684人）で、募集人員1万1,130人（県立7,365人、私立3,765人）に対する志望倍率は0.83倍（県立1.03倍、私立0.45倍）であった。 県立高校（全日制）の学科別志望倍率では、看護科1.68倍がもっとも高く、スポーツ科学科1.53倍、家庭科1.31倍、普通科1.09倍と続いている。 学校・学科別の進学志望倍率では、八戸工業（電子）2.46倍がもっとも高く、ついで弘前実業（スポーツ科学）2.10倍、弘前実業（家庭科学）2.00倍、弘前工業（情報技術）1.83倍、黒石（看護）1.68倍等。 その他のおもな進学志望倍率は、青森（普通）1.50倍、青森東（普通）1.28倍、五所川原（普通、理数）0.82倍、弘前（普通）1.45倍、弘前中央（普通）1.45倍、八戸（普通）1.25倍、八戸北（普通）1.08倍等。 2022年度青森県立高校入学者選抜の日程は、2022年2月15日から21日に出願受付、3月8日に学力検査、3月14日に追検査、3月16日に合格発表を行う。
