困窮家庭55%「クリスマスプレゼント無し」子育て格差

 チャリティーサンタは2021年10月~12月、子育て家庭に対して「コロナ禍における子供の体験についての調査」を実施した。「困窮する子育て家庭」と「それ以外の子育て家庭」を比較することで「子育て家庭の格差」と、それに応じた「子供の体験の格差」が明らかになった。

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「コロナ禍における子供の体験についての調査」
  • 「コロナ禍における子供の体験についての調査」
  • 家族での過ごし方
  • 家庭の中でたりなかったこと
 チャリティーサンタは2021年10月1日~12月9日、子育て家庭2,994世帯に対して「コロナ禍における子供の体験についての調査」を実施した。「困窮する子育て家庭」と「それ以外の子育て家庭」を比較することで「子育て家庭の格差」と、それに応じた「子供の体験の格差」が明らかになった。

 家族での過ごし方について、この1年間で行ったものを尋ねたところ、「月1回以上の頻度で外食をする(一般家庭60.1%に対して、困窮家庭13.4%)」「家族旅行に行く(一般家庭51.4%に対して、困窮家庭5.0%)」「クリスマスプレゼントをあげる(一般家庭82.8%に対して、困窮家庭44.6%)」等、すべての選択肢において一般家庭が高い結果となった。

 一方、新型コロナ以降、家庭の中で足りなかったこと(用意・利用ができなかったこと)を尋ねたところ、「新しいおもちゃや遊び道具の購入(一般家庭10.7%に対して、困窮家庭52.5%)」「新しい書籍の購入(一般家庭7.9%に対して、困窮家庭42.0%)」「おうちキャンプ、家庭用プール等、家庭内でのアクティビティの準備(一般家庭25.3%に対して、困窮家庭56.0%)」等、すべての選択肢において困窮家庭が高い結果となった。

 2021年は日常が戻りつつある状況であるが、これらの結果から全体的な傾向としては、コロナ禍において「子育て家庭の格差は拡大している」と推測される。

 昨年(2020年)のクリスマスには「55.4%がプレゼントをあげていなかった」と回答した困窮家庭。しかし、今年はチャリティーサンタがサポートし、希望する困窮家庭には全員へクリスマスプレゼントを届ける。

 プレゼント内容は、子供の年齢に合った絵本や児童書。これは「ブックサンタ」という取組で寄付として集まったもので、一般の人がブックサンタ実施書店へ足を運び、自ら選んで寄付してくれた絵本や児童書、図鑑、小説等。クリスマスに間に合わないものは、子供の誕生日等、特別なプレゼントとして届けられる。

 ブックサンタは2021年12月24日まで寄付を受け付けている。

◆ブックサンタへの参加方法
(1)リアル書店(公式ページ)
(2)オンライン書店
(3)クラウドファンディング
(4)サポーターとして応援
(5)Tポイントで寄付
《木村 薫》

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