【大学受験2022】名古屋大学、世界史で出題ミス

 名古屋大学は2022年2月25日、同日実施した令和4年度(2022年度)一般入試(前期日程)個別学力検査の「地理歴史(世界史)」において出題ミスが判明したことを公表した。当該科目の受験者149名に対し、ミスがあった設問を正解として採点したうえで、合否判定する方針。

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令和4年度一般入試(前期日程)における地理歴史(世界史)の出題ミスについて
  • 令和4年度一般入試(前期日程)における地理歴史(世界史)の出題ミスについて
  • 「地理歴史(世界史)」28ページ
  • 「地理歴史(世界史)」29ページ
  • 「地理歴史(世界史)」30ページ
 名古屋大学は2022年2月25日、同日実施した令和4年度(2022年度)一般入試(前期日程)個別学力検査の「地理歴史(世界史)」において出題ミスが判明したことを公表した。当該科目の受験者149名に対し、ミスがあった設問を正解として採点したうえで、合否判定する方針。

 名古屋大学は、2月25日に2022年度一般入試(前期日程)個別学力検査を実施。今回、「地理歴史(世界史)」の問題で、28ページの問題I、穴埋め番号の(7)が、(8)の誤りであることが判明した。それにともない、29~30ページの問3、問4の(7)(8)(12)(13)についても、関連する設問のため解答が導き出せなくなった。

 このような事態を踏まえ、出題ミスのあった設問については、受験者全員の解答を正解として採点したうえで合否を判定を行い、3月9日に合格発表を実施することとした。

 名古屋大学は、今回の出題ミスについて「公平かつ公正に実施されなければならない入学者選抜において出題ミスが発生しましたことは、誠に遺憾であり、受験生の皆様に深くお詫び申し上げます。入試関係業務のあらゆる点において複数人によるチェックの徹底をはじめとして、全学的に再発防止に万全を期すよう努めます」と謝罪の意を表した。
《川端珠紀》

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