読書好きな小中高生、文章を書くのも好きな傾向に

 栄光ゼミナールは、小学生から中学生の子供をもつ保護者を対象に「小中高生の読書に関する調査」を実施した。調査によって、子供の読書の手段として紙媒体が主流であることや、読書好きな子供は文章を書くのが好きな傾向があること等が明らかとなった。

趣味・娯楽 小学生
子供は習慣的に読書をしていますか
  • 子供は習慣的に読書をしていますか
  • 子供は現在、どのくらいのペースで読書をしていますか
  • 子供が、現在習慣的に読書をしていない理由は何ですか
  • 子供が本を手にとるきっかけとなっていることは何ですか
  • 子供が本を読む際、どのような手段で本を読んでいますか
  • 子供に、どのような本を薦めましたか
  • 習慣的に読書をすることで、子供にどのような良い影響があると思いますか
  • 子供は、読書が好きだと思いますか

 栄光ゼミナールは、小学生から中学生の子供をもつ保護者を対象に「小中高生の読書に関する調査」を実施した。調査によって、子供の読書の手段として紙媒体が主流であることや、読書好きな子供は文章を書くのが好きな傾向があること等が明らかとなった。

 「小中高生の読書に関する調査」は、2022年1月12日~1月26日にインターネットで行われたもの。小学1年生から高校3年生の子供をもつ保護者506人から有効回答を得た。同様の調査は2019年にも行われ、今回で2回目。

 子供に読書の習慣があるかどうかを尋ねた質問には、小学生の保護者の59.0%、中高生の保護者の46.6%が「習慣的に読書をしている」と回答。読書の習慣がある子供がどのくらいのペースで読書をしているのか尋ねたところ、「週に数回程度」がもっとも多かった。子供に読書の習慣がないと答えた保護者にその理由を質問すると、「マンガやテレビ、ゲーム等、他のことに興味・関心が高い」が半数近くで最多。中高生の場合、「スマートフォンを持つようになり、読書をしなくなった」という回答も目立った。

 子供は読書が好きだと思うか、子供は文章を書くのが好きだと思うかをそれぞれ尋ね、読書の好き・嫌いと、文章を書くことの好き・嫌いに相関関係があるのかを調べた。その結果、「子供は読書が好きだと思う」と回答した保護者の7割近くが「子供は文章を書くのが好きだと思う」「子供はどちらかといえば文章を書くのが好きだと思う」と回答。一方、「子供は読書が嫌いだと思う」と回答した保護者で「子供は文章を書くのが好きだと思う」と回答したのは0%。「子供はどちらかといえば文章を書くのが好きだと思う」と回答した人はわずか3.0%だった。

 調査では、この他にもさまざまな読書に関する質問を実施。小中高生のリアルな読書事情を知ることができる。

《竹間たまみ》

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