大学1・2年の9割「低学年からのキャリア支援」希望

 ビズリーチが運営する、OB・OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、大学1・2年生を対象にキャリア支援に関する調査を実施。9割以上が、キャリア支援をさらに強化してほしいと回答していることがわかった。

教育・受験 大学生
コロナ禍の状況を受けて、大学1・2年生から将来のキャリアを考えようという意識は高まりましたか?
  • コロナ禍の状況を受けて、大学1・2年生から将来のキャリアを考えようという意識は高まりましたか?
  • コロナ禍の状況下で、思い描いていた大学生活を送れていますか?
  • あなたは現在、大学にどれくらいの頻度で通学していますか?
  • 所属大学に、大学1・2年生向けのキャリア支援をさらに強化してほしいですか?
 ビズリーチが運営する、OB・OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、大学1・2年生を対象にキャリア支援に関する調査を実施。9割以上が、キャリア支援をさらに強化してほしいと回答していることがわかった。

 調査は2022年1月25日~2月1日、ビズリーチ・キャンパスに登録する大学1・2年生を対象に行われた。有効回答数は188。ビズリーチ・キャンパス調べ

 調査の結果、現在も6割以上が「コロナ禍の状況下で、思い描いていた大学生活を送れていない」と回答しており、大学への通学状況は「ほぼ通学していない(29.3%)」「週に1回程度(19.7%)」と回答した学生が多く、週1回以下の通学が約半数となっている。

 このような状況を受けて、「大学1・2年生から将来のキャリアを考えようという意識は高まりましたか?」との質問には8割以上が「とても高まった」「やや高まった」と回答。その理由として「コロナでさまざまな業界が影響を受ける中、将来を考えようという意識が高まった」「対面の交流がないため内省する時間が増えた」等の声があげられた。

 さらに、9割以上の学生が「所属大学に大学1・2年生向けのキャリア支援をさらに強化してほしい」と回答。具体的には、「学生時代の活動を、社会の中でどのように活用できるか知りたい」「より多くの職種を知る機会がほしい」「自分なりのキャリアを歩むためのサポートをしてほしい」「大学のOB・OGの講演会等を開いて、同じ大学の先輩の活躍、キャリア形成のコツ等を教えてほしい」等の意見があげられた。

 オフラインでのコミュニケーションが不足している現在だからこそ、将来のために多様な価値観に触れる機会を求めていることがうかがえる。
《木村 薫》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top