【高校受験2022】兵庫県公立高入試<社会>講評…難易度は昨年並み

 2022年3月11日(金)、令和4年度(2022年度)兵庫県公立高等学校入学者選抜のうち、一般入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムでは、成学社(開成教育グループ)の協力を得て、「社会」の講評を掲載する。

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【高校受験2022】兵庫県公立高入試<社会>講評
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 2022年3月11日(金)、令和4年度(2022年度)兵庫県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。2022年3月4日に発表された全日制の志願者数は2万2,913人で、倍率は1.05倍。

 リセマムでは、開成教育グループの協力を得て、「社会」の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

兵庫県<社会>講評
(開成教育グループ 提供)



大問1 地理 世界地理、日本地理 やや難
大問2 歴史 日本の歴史     標準
大問3 公民 政治や経済のしくみ 標準

 傾向はほぼ例年どおりで、大問数 小問数 問題構成もほぼ同じであった。難易度は標準であった。選択問題が中心で記述問題はほぼ出題されていない。

 大問1では、統計資料やグラフ、地形図などが多く用いられており、正確に読み取って解答することが重要となってくる。世界地理、日本地理と偏りなく出題されている。また、時差を使った問題などもあるので、一つひとつ丁寧に解答していくこと重要。

 大問2では、例年、日本の歴史だけでなく世界の歴史も扱うところだが、今年度は日本の歴史のみとなった。正誤問題も出題されており、時代の流れをきちんと整理していないと解けないものが多いので注意したい。

 大問3 出題内容は、基本的人権、社会保障、経済にかかわる問題など昨年度に比べると非常に広い分野からの出題となっている。基本的な知識を問う問題も多く、比較的取り組みやすい内容である。また、公民分野でも資料を読み取る問題が出題されているので正確に読み取る必要がある。

兵庫県公立高入試・講評(提供:開成教育グループ)


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 このレポートは令和4年3月12日(土)に開成教育グループが作成したもの。

協力:開成教育グループ
《編集部》

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