【高校受験2022】兵庫県公立高入試<数学>講評…昨年よりやや易化

 2022年3月11日(金)、令和4年度(2022年度)兵庫県公立高等学校入学者選抜のうち、一般入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムでは、成学社(開成教育グループ)の協力を得て、「数学」の講評を掲載する。

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【高校受験2022】兵庫県公立高入試<数学>講評
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 2022年3月11日(金)、令和4年度(2022年度)兵庫県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。2022年3月4日に発表された全日制の志願者数は2万2,913人で、倍率は1.05倍。

 リセマムでは、開成教育グループの協力を得て、「数学」の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

兵庫県<数学>講評
(開成教育グループ 提供)



大問1 小問集合 標準
大問2 1次関数の利用・連立方程式  標準
大問3 図形 やや難
大問4 2乗に比例する関数 標準
大問5 確率 標準
大問6 データの活用・文字式  標準

 傾向に大きな変化はなく、昨年と同じ大問数で標準的な内容であった。ただし、複数単元が混合し、思考力・読解力が問われる出題があり、時間が足りないと感じる生徒も出る出題となった。

 また、新傾向の出題で大問1(8)「箱ひげ図」の出題があったことは今後も注意していきたい。大問3の図形においては、(2)で正解できなければ(3)、(4)も厳しかったといえる。大問6の複合問題は問題文をしっかり読み、落ち着いて考える時間をとることが出来たかで解答率に差があった問題と思われる。全体を通して、時間配分に注意が必要であったと考えられる。

兵庫県公立高入試・講評(提供:開成教育グループ)


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 このレポートは令和4年3月12日(土)に開成教育グループが作成したもの。

協力:開成教育グループ
《編集部》

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