街の住みここちランキング首都圏1位、文京区・中央区

 大東建託は、2019年から2021年にかけて居住満足度調査を行い、「借りて住んだ(賃貸)&買って住んだ(持家)街の住みここちランキング2021【首都圏版】」として集計し、2022年3月16日にその結果を発表した。

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 大東建託は、2019年から2021年にかけて居住満足度調査を行い、「借りて住んだ(賃貸)&買って住んだ(持家)街の住みここちランキング2021【首都圏版】」として集計し、2022年3月16日にその結果を発表した。

 調査は2019年3月~4月、2020年3月~4月と2021年3月、首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)居住の20歳以上の男女を対象に行われた。回答者は合計16万5,302名。調査企画や設問設計、分析は大東建託賃貸未来研究所によって行い、調査票の配布回収はインターネットにてマクロミルによって行われた。

 調査の結果、「借りて住んだ街(駅)の住みここちランキング」では、1位は「表参道(東京メトロ銀座線)」、2位は「東大前(東京メトロ南北線)」、3位は「半蔵門・麹町G(東京メトロ半蔵門線)」という結果だった。1位の「表参道」は東京都港区にあり、銀座線・千代田線・半蔵門線の3路線が乗り入れる便利な立地。周辺には有名ブランドショップやおしゃれなセレクトショップが多くあり、流行発信地の1つでもある。

 「借りて住んだ街(自治体)の住みここちランキング」は、1位は「東京都文京区」、2位は「東京都中央区」、3位は「東京都目黒区」だった。1位の「東京都文京区」は、交通利便性、行政サービス、親しみやすさ、イメージ、静かさ治安、の項目において、首都圏の自治体内でトップ10入りをする高評価となっている。

 「買って住んだ街(駅)の住みここちランキング」では、1位は「みなとみらい(みなとみらい線)」、2位は「白金台(東京メトロ南北線)」、3位は「築地・新富町A(東京メトロ日比谷線)」という結果だった。1位の「みなとみらい」は神奈川県横浜市西区にあり、交通利便性、イメージの項目が1位、生活利便性も3位という高評価を得ている。

 「買って住んだ街(自治体)の住みここちランキング」は1位「東京都中央区」、2位は「東京都文京区」、3位は「東京都港区」となり、「借りて住んだ街(自治体)の住みここちランキング」のトップ3と同じ顔ぶれだった。トップ3の自治体は、評価を偏差値にすると70を超えており、住み心地のよさが際立っているようだ。

 調査結果を全体的にみると、「借りて住んだ街」では、上位に渋谷区や目黒区、表参道等、若者に人気の繁華街や都心の自治体が上位にランクインしているのに対し、「買って住んだ街」では、千葉県(浦安市4位、印西市8位)や神奈川県の自治体等が上位にランクインしており、郊外の街も評価されている。回答者の婚姻歴や子供の有無の割合が、賃貸と持家居住者では異なっており、結婚して子供がいる世帯では、郊外の街を評価している傾向があるようだ。

 調査の全容は、大東建託のWebサイトで確認することができる。
《木村 薫》

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