【夏休み2022】SDGsと世界の問題を学ぶ講座

 ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、2022年の夏休み、小学生を対象に、国際理解講座「ワールド・ビジョン・サマースクール2022」をオンラインで開催する。SDGsのゴールごとのテーマを全4回行う。参加費無料。申込みはWebサイトにて、7月15日正午まで受け付けている。

教育イベント 小学生
ワールド・ビジョン・サマースクール2022
  • ワールド・ビジョン・サマースクール2022
  • 塩野義製薬による手洗いレクチャー
  • 2021年の受講生〇×クイズのようす
 ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、2022年の夏休み、小学生を対象に、国際理解講座「ワールド・ビジョン・サマースクール2022」をオンラインで開催する。SDGsのゴールごとのテーマを全4回行う。参加費無料。申込みはWebサイトにて、7月15日正午まで受け付けている。

 WVJは国際NGO。貧困や紛争等の影響を受ける子供たちへの支援活動を、世界36か国で実施している。日本の子供たちに世界の現状を知ってほしいと願い、毎年夏休みに「ワールド・ビジョン・サマースクール」を開催している。2021年はオンラインで開催、延べ1,217人が参加した。

 2022年もオンライン開催する。1講座完結型(連続講座ではない)の全4回は、SDGsのゴールごとにテーマを設定して内容をリニューアルした。初回のSDGsゴール3の「保健」をテーマにした回は、「感染症と世界の子どもたち」。WVJと塩野義製薬が協働で取り組む母子保健事業「Mother to Mother SHIONOGI Project」の事業地であるケニアの子供たちの生活に目を向ける。また、新型コロナウイルスに対する理解を深めるクイズや、正しい手洗い方法のレクチャーも行う。専門的な内容を、小学生にもわかりやすく伝える。

 2回目はSDGsゴール1の貧困「世界の問題と子どもたち」。安全な水や食べ物が十分にない、学校に行けない等、世界の子供たちを取り巻く課題を写真や動画、クイズ等で学ぶ。

 3回目のSDGsゴール1貧困「世界の問題と子どもたち」は、貧困の中に生きる子供たちが、教育の機会を奪われたり、児童労働や人身取引、児童婚等のリスクにさらされている現状を紹介し、子供たちの声に耳を傾ける。また、貧困とSDGsの他のゴールとのつながりに理解を深める。

 4回目はSDGsゴール17平和と公正「子どもの権利と多様性」。「子どもの権利条約」に理解を深め、世界に広がる権利の不平等を学び、多様性が受け入れられる公平な社会を実現するために必要なことを考える。

 「ワールド・ビジョン・サマースクール2022」は、すべて、オンラインZoomによる生配信。参加費無料。定員は各回500人。申込みはWebサイト「申込フォーム」より7月15日正午まで受け付けている。なお、プログラムの内容は変更になる場合がある。

◆ワールド・ビジョン・サマースクール2022
定員:各回500人
申込方法:Webサイトから申し込む

1回目【SDGsゴール3保健「感染症と世界の子どもたち」】
日時:2022年7月28日(木)13:30~14:50
対象:小学1~6年生

2回目【SDGsゴール1貧困「世界の問題と子どもたち」】
日時:2022年8月3日(水)10:00~11:00
対象:小学1~3年生

3回目【SDGsゴール1貧困「世界の問題と子どもたち」】
日時:2022年8月3日(水)13:00~14:30
対象:小学4~6年生

4回目【SDGsゴール17平和と公正「子どもの権利と多様性」】
日時:2022年8月5日(金)10:00~11:30
対象:小学4~6年生
《大田芳恵》

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