絵本ナビ、約11億円を資金調達…日本テレビ等と提携

 絵本ナビは、既存株主であるSIG Asia Investment,LLLPの他、新規株主となる日本テレビ放送網、KADOKAWA、講談社、ポプラ社、Spotlightを引受先として第三者割当増資を実施し、約11億円を資金調達した。

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絵本ナビ、日本テレビ放送網、KADOKAWA、講談社、ポプラ社、Spotlight、SIG Asia Investment,LLLP
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 絵本ナビは、既存株主であるSIG Asia Investment,LLLPの他、新規株主となる日本テレビ放送網、KADOKAWA、講談社、ポプラ社、Spotlightを引受先として第三者割当増資を実施し、約11億円を資金調達した。

 絵本ナビは、子育て層ユーザーを中心に年間約2,000万人が利用する絵本・児童書ジャンルの情報メディア・Eコマース・デジタルコンテンツ配信プラットフォーム。市販絵本のデジタル読み放題作品は350作品以上、アプリ上で全ページ試し読みできるサービス「一冊につき一度だけ」の対象は2,200作品以上。100社以上の絵本出版社が協力して、絵本の画像や紹介文を掲載。独自の評価ランキングや、対象年齢別のお勧め絵本、新着レビュー、新刊紹介、メールマガジン等、豊富なコンテンツを提供している。

 今回の資金調達と提携により、絵本ナビのサービス機能開発に投資し、サイトの中立性を保ちながら大手出版社各社との提携によってコンテンツの大幅拡充を図る。さらに日本テレビとの提携によって映像化や絵本制作を含めた、さまざまな取組みを行う。

 今後は、メディア・Eコマースの既存事業に加え、月額サブスク「絵本ナビプレミアム」や英語学習アプリ「絵本ナビえいご」のコンテンツ配信事業を中心に事業規模を拡大。これらのサービスでの配信を前提に、オリジナルのデジタル絵本を制作し、人気作品は紙の単行本化、アニメ化、グッズ化等につなげていく予定。既存作品も含めて、日本と世界の絵本児童書市場の拡大に貢献していく。
《川端珠紀》

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