「選考基準一覧表」では、各校の資料の取扱い比率、重点化する教科、面接の「学校ごとの観点」等の選考基準や、実施する特色検査の情報を学科ごとに掲載。特色検査を実施する場合は、「実技」または「自己表現」のどちらを実施するか記載されている。選考基準の一覧表は、神奈川県教育委員会Webサイトの他、「募集案内」にも掲載される。
全日制で特色検査「自己表現」を実施する学校は、横浜翠嵐(普通)、川和(普通)、柏陽(普通)、湘南(普通)、厚木(普通)の学力向上進学重点校5校と、横浜平沼(普通)、横浜緑ケ丘(普通)等の学力向上進学重点校エントリー校13校を含む、計25校。提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力等を把握するための検査等を行う。なお、横浜国際(国際バカロレアコース)は自分の考えを150~200語程度の英語で記述する問題を含む。
「実技」は、白山(美術)、川崎総合科学(デザイン)、厚木北(スポーツ科学)等、10校が実施する。特色検査の概要では、各校の評価の観点や検査の概要を確認できる。
2023年度入学者選抜の日程は、共通選抜(全日制、定時制、通信制の課程)の募集期間が2023年1月25日~2月1日、志願変更期間が2月6日~8日、学力検査等は2月14日、面接および特色検査は2月14日、15日、16日に実施される。追検査は2月22日。合格発表は2月28日。
なお、新型コロナウイルス感染者や濃厚接触者に認定されたことにより学力検査等のすべてを受検できなかった人の中で、受検を希望する人を対象とした追加の検査は3月9日に実施。追加の検査の合格発表は3月15日。