小学生自動車相談室は1993年から開設しており、今年で30年目を迎える。小学生を対象にした専門の相談室の設置は自動車業界で唯一の取組みで、毎年多くの子供たちや小学校の先生が利用。2021年度までの相談件数は累計約3,800件にのぼる。
相談内容は、自動車産業全般や工場、環境問題について等多岐にわたり、授業中の子供たちからの電話や、小学校の先生から授業の事前準備のための質問が寄せられる等、さまざまな機会に活用されているという。電話での問い合わせには、質問と回答を記載した「学習ノート」が送られる。
三菱自動車では相談室に加え、子供たちの学習ツールとして、「なぜ?なぜ?クルマづくり調査団」と題した子供向けパンフレットの配布や、Webサイトを常時開設。8月末には、子供たちの関心が高い「SDGsへの取組み」に関するページの新設も予定している。
パンフレットの内容はWebサイトにも掲載。入手方法については、小学生自動車相談室の窓口(電話等)にて受け付ける。