旧7帝大・人気ランキング2022…受験者数・倍率・入学辞退率

 2022年度大学入試の入試結果を振り返り、旧7帝大の受験者数や実質倍率、入学辞退率を紹介する。志願者がもっとも多かったのは「北海道大学」で、受験者数がもっとも多かったのは「東京大学」だった。

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旧7帝大人気ランキング2022「志願者数」
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  • 旧7帝大人気ランキング2022「受験者数」
  • 旧7帝大人気ランキング2022「実質倍率」
  • 旧7帝大人気ランキング2022「入学辞退率」
 2022年度大学入試の入試結果を振り返り、旧7帝大の受験者数や実質倍率、入学辞退率を紹介する。志願者がもっとも多かったのは「北海道大学」で、受験者数がもっとも多かったのは「東京大学」だった。

 河合塾によると、2022年度の全体志願者数は2003年度の88%まで減少。しかし、現役生は103%とむしろ増加、一方、既卒生は49%と半数以下まで減少している。国公立大の志願動向については、前期日程の志願者数は前年比100%、後期・中期日程では同102%、108%と増加した。大学入学共通テストの平均点はダウンしたものの、出願を控える動きはみられなかったという。

 リセマムでは、「旧七帝大」の北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の7大学をピックアップし、受験者数や実質倍率、入学辞退率をまとめた。各数値は代々木ゼミナールがWebサイトで公開している「2022年度入試結果」を参考にした。

 7大学のうち、志願者数がもっとも多かったのは、「北海道大学」9,912人、ついで「東京大学」9,830人、「九州大学」8,490人、「大阪大学」8,374人、「京都大学」8,101人、「東北大学」7,445人、「名古屋大学」5,257人となった。

 受験者数がもっとも多かったのは「東京大学」8,757人、ついで「大阪大学」8,000人、「京都大学」7,470人、「北海道大学」7,259人、「九州大学」6,450人、「東北大学」5,347人、「名古屋大学」4,651人。

 実質倍率は、「東京大学」2.821倍がもっとも高く、ついで「北海道大学」2.717倍、「京都大学」2.599倍、「大阪大学」2.389倍、「九州大学」2.364倍、「東北大学」2.141倍、「名古屋大学」2.124倍。

 入学辞退率は、「東京大学」1.4%がもっとも低く、「京都大学」2.1%、「大阪大学」3.3%、「名古屋大学」3.8%、「東北大学」5.4%、「北海道大学」7.0%、「九州大学」7.1%の順に低かった。なお、入学辞退率は、募集人数を入学者とみなし、合格者数と募集人員との差の、合格者数に対する割合を算出した。

 各項目での順位は以下のとおり。
◆志願者数
1位 北海道大学
2位 東京大学
3位 九州大学
4位 大阪大学
5位 京都大学
6位 東北大学
7位 名古屋大学

◆受験者数
1位 東京大学
2位 大阪大学
3位 京都大学
4位 北海道大学
5位 九州大学
6位 東北大学
7位 名古屋大学

◆実質倍率
1位 東京大学
2位 北海道大学
3位 京都大学
4位 大阪大学
5位 九州大学
6位 東北大学
7位 名古屋大学

◆入学辞退率(低い順)
1位 東京大学
2位 京都大学
3位 大阪大学
4位 名古屋大学
5位 東北大学
6位 北海道大学
7位 九州大学

《田中志実》

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