日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、2023年度のTOEIC Program公開テスト日程を発表した。受験地や実施月の見直しを行い、受験地・試験回を増回。試験日を増やすことでより受験しやすい体制を整える。
TOEIC Programは、TOEIC Listening&Reading Test(TOEIC L&R)、TOEIC Speaking&Writing Tests(TOEIC S&W)、TOEIC Bridge Listening&Reading Tests(TOEIC Bridge L&R)、TOEIC Bridge Speaking&Writing Tests(TOEIC Bridge S&W)の総称。4つのテストをあわせたTOEIC Programは世界160か国、約1万4,000団体で実施されている。2021年度の日本における受験者数は、TOEIC L&Rが約212万人、TOEIC S&Wは約3万5,000人。初級者~中級者向けのTOEIC Bridge L&Rは約14万人、TOEIC Bridge S&W(公開テスト)は約3,300人。
TOEIC L&R公開テストは、受験地の見直しを行い、試験回の増回および受験地の統合を実施。2023年度に試験回を増回する受験地は、岩手、新潟、富山、山梨、長野、岐阜、浜松、三重、愛媛、沖縄の10会場。全受験地で、2022年度より試験回が1回増となる。
また、栃木、群馬、山梨、岡山、山口、福岡では、県内に複数あった受験地を1つに統合。茨城でも、水戸、日立の2会場を水戸・県北と1つに統合する。
TOEIC Bridge L&R公開テストおよび、TOEIC Bridge S&W公開テストは実施月を1か月前倒しし、受験地を大幅に拡大。TOEIC Bridge L&Rは13受験地から22受験地に、TOEIC Bridge S&Wは東京・大阪の2受験地のみから12受験地と全国に拡大する。
IIBCは、2023年度さらに多くの受験者がチャレンジできるよう、より多くの受験機会を提供する。詳細はIIBCのWebサイトで確認できる。