4割補助「全国旅行支援」10/11スタート…修学旅行も利用可

 観光庁による観光需要喚起策「全国旅行支援」が2022年10月11日よりスタートする。全国一律で旅行代金が4割引となる国の支援事業。割引上限額は、交通付き旅行商品が1泊8,000円、日帰り商品等が5,000円。クーポン券がもらえ、修学旅行等の学校行事にも活用できる。

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HOKKAIDO LOVE!割
  • HOKKAIDO LOVE!割
  • 新うどん県泊まってかがわ割
  • 「全国旅行支援」の概要
  • 都道府県別コールセンター連絡先(県民割)

 観光庁による観光需要喚起策「全国旅行支援」が2022年10月11日よりスタートする。全国一律で旅行代金が4割引となる国の支援事業。割引上限額は、交通付き旅行商品が1泊8,000円、日帰り商品等が5,000円。平日3,000円分、休日1,000円分のクーポン券がもらえ、修学旅行等の学校行事にも活用できる。

 観光庁は9月26日、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ旅行需要の早期回復を図るため、全国を対象とした「全国旅行支援」を10月11日より12月下旬まで実施することを発表した。

 「全国旅行支援」の割引率は、全国一律40%。割引上限額は、鉄道やバス等の交通利用付き旅行商品1泊あたり8,000円。それ以外の日帰り商品等は5,000円。土産購入や飲食に使えるクーポン券が、平日の旅行で3,000円分、休日の旅行で1,000円分もらえる。

 現在実施中の「県民割」は、2022年10月10日宿泊分(10月11日チェックアウト)まで。「県民割」では、対象の居住エリア等を一部制限している県もあったが、「全国旅行支援」では対象地域が限定されず、全国一律で割引支援を受けることができる。

 「全国旅行支援」の要件や実施状況等は、都道府県ごとに異なる。たとえば、北海道の「HOKKAIDO LOVE!割」では新型コロナワクチンの3回目接種済み(北海道民の10月チェックインは2回目接種済み)または、対象検査の結果が陰性であることが条件となる。自治体や事業者によっては市町村が実施する割引キャンペーンとの併用も可能。

 修学旅行等の学校活動に関係するツアーや宿泊についても対象となり、予防接種済証等や検査結果通知書等の確認は必要ない。12歳未満の子供は、同居する親等の監護者が同伴する場合はワクチン接種証明および検査の陰性証明の提示を不要とする(同居する親等の監護者が同伴しない場合は検査結果の陰性の確認が必要)。

 香川県の「新うどん県泊まってかがわ割」の利用条件は、本人確認書類(運転免許証等)およびワクチン接種証明書(3回目)または検査結果通知書(PCR検査等)における陰性証明を提示すること。幼稚園、認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、高等専門学校等の活動に係る利用者も対象となる。

 修学旅行等の教育を目的とした旅行は、ワクチン接種済証(3回目)または検査結果通知書における陰性証明の提示不要。12歳未満の子供の旅行では、同居する親等の監護者が同伴する場合はワクチン接種証明書、予防接種済証等または検査結果通知書の確認は不要となる。

 利用要件等は、都道府県の要項やWebサイト、コールセンター等から確認できる。なお、感染症の影響により事業が停止となる場合がある他、終了時期は国からの通知により今後変更となる可能性もある。


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