【高校受験2023】福岡県立高、福岡や筑紫等10校で定員増

 福岡県は2022年10月6日、2023年度(令和5年度)県立高等学校等入学定員について発表した。福岡や筑紫等10校が学級増となり、県立高校全日制の入学定員は前年度比400人増の2万2,320人となる。

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  • 2023年度県立高校等入学定員増減の内訳
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 福岡県は2022年10月6日、2023年度(令和5年度)県立高等学校等入学定員について発表した。福岡や筑紫等10校が学級増となり、県立高校全日制の入学定員は前年度比400人増の2万2,320人となる。

 2022年3月の福岡県の中学校卒業見込者数は約4万7,200人。2022年3月実績の約4万6,100人と比較すると、約1,100人増加するものと見込まれている。これを踏まえ、2023年度県立高校全日制の入学定員は、中等教育学校後期課程を含めて、全体で前年度比400人(10学級)増の2万2,320人(558学級)とする。市(組合)立高校全日制の入学定員は、2,240人(56学級)で前年度から変更はないが、古賀竟成館では、普通科進学コースが40名増、総合ビジネス科が40名減となっている。

 学級数を増やすのは、小倉南(普通)、北九州(普通・コースを除く)、福岡(普通)、光陵(普通)、新宮(普通)、柏陵(普通・コースを除く)、福岡中央(普通)、筑前(普通)、糸島(普通)、嘉穂(普通・コースを除く)の10校で、それぞれ1学級増となる。

 おもな学校の入学定員は、修猷館(普通)440人、筑紫丘(普通)400人、筑紫丘(理数)40人、福岡(普通)440人、明善(普通・コースを除く)200人、明善(普通・総合文科コース)40人、明善(理数)40人、東筑(普通)280人等となっている。

 学科やコースの変更については、福岡工業が「機械工学科(工業進学コース)」を「工業進学科」に、「電子工学科」および「情報工学科」を「電子情報工学科」にそれぞれ改編する。

 2023年度福岡県立高等学校入学者選抜は、特色化選抜の面接・作文・実技試験を2023年1月25日と26日、推薦入学者選抜の面接・作文・実技試験を2月7日と8日、一般入学者選抜の学力検査を3月7日に実施。合格発表を3月15日に行う。

 福岡県のWebサイトでは、学校や学科・コースごとの入学定員をまとめた一覧を公開。県立高校の他、市(組合)立高校、県立中学校、県立中等教育学校についても掲載している。

《川端珠紀》

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