小学生の3人に1人が通塾「小1の1学期から開始」が最多

 イオレは、小学生の子供を持つ子育て世代を対象に、子供の学習環境に関するアンケート結果を公開した。小学生の36.1%が学習塾に通っており、1年生の1学期から通い始める人が多いことが明らかになった。

教育・受験 小学生
小学生の学習環境に関するアンケート2022秋
  • 小学生の学習環境に関するアンケート2022秋
  • 子供の学年は?
  • 子供が学校以外で通っている・活用しているものは?
  • 一週間の学校外での勉強時間は?
  • (塾に通っている人対象)いつから塾に通わせている?
  • (塾に通っている人対象)週に何回塾に通っている?
  • (塾に通っている人対象)塾の授業形態は?現在通っている塾に決めた理由は?
  • (塾に通っている人対象)現在通っている塾に決めた理由は?

 イオレは、小学生の子供を持つ子育て世代を対象に、子供の学習環境に関するアンケート結果を公開した。小学生の36.1%が学習塾に通っており、1年生の1学期から通い始める人が多いことが明らかになった。

 調査は、イオレの運営する「らくらく連絡網」を利用している全国の主婦層ユーザーのうち、小学生以下の子供を持つユーザーを対象にインターネットで実施した。調査期間は、2022年10月13日~10月28日。有効回答数は305名。

 学校外での学習については、学習塾に通う人が36.1%で最多。ついで通信教育等の学習テキストが30.8%と多かった。また、YouTube等、無料で利用できるツールは13.4%が利用していると答えているものの、有料のオンライン学習ツールを利用している人も10.2%と、10人に1人の割合で利用していることが明らかになった。

 学校外での勉強時間については、7割以上が5時間未満という結果になった。学習塾に通っているかどうかにより、勉強時間に大きな差が出るようだ。

 学習塾に通っている人に、「いつから塾に通わせているか」と尋ねたところ、1年生の1学期が34.5%と突出して高くなる結果となった。入学後の早い段階で学校以外での学習に慣れさせることを目的とする人が多く、特に小学1年生の通塾頻度は35.6%が週3回以上と、他学年と比べて高い傾向にあることもわかった。

 塾の授業形態は、62.7%が集団学習を選択している。また現在通っている塾を知ったきかっけについては、49.1%が「近所にあり元々知っていた」と答えており、ついで「友人・知人の口コミ(21.8%)」となっている。また、現在通っている塾を選んだ決め手については、「通いやすい立地にあること(47.3%)」と「子供が気に入った(44.5%)」が多数の票を獲得している。子供が前向きに学習できる環境かどうかは、保護者にとって非常に重要だということがうかがえる。

 塾に通っていない人に通ってない理由を質問したところ、「まだ通わせる時期ではない」「勉強以外に時間を使ってほしい」と、塾での本格的な勉強は学年が上がってからで十分、勉強以外の時間や経験を大事にするようすがわかる。また「どの塾がいいのか迷っているから」(10.3%)となっており、10人に1人は学習塾を前向きに検討している層だということが明らかになった。


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