青森県教育委員会は2022年12月1日、県内中学校等卒業予定者の進路志望状況（第1次調査）の結果をまとめた報告書を公表した。学校・学科別の進学志望倍率は、青森南（普通）1.69倍がもっとも高かった。その他、青森（普通）1.25倍、弘前（普通）1.34倍等となった。
報告書は、2023年3月に県内国公私立の中学校および特別支援学校中学部の卒業予定者の進路志望状況について、11月15日現在の結果をまとめたもの。
卒業予定者は、前年より271人減の9,915人。このうち、高校等進学志望者総数は9,824人、進学希望率は前年より0.3ポイント増の99.1％。進学志望者数のうち、県内高校（全日制）への志望者数は8,592人（県立7,171人、私立1,781人）で、募集人員1万1,080人（県立7,325人、私立3,755人）に対する志望倍率は0.81倍（県立0.98倍、私立0.47倍）であった。
県立高校（全日制）の学科別志望倍率では、スポーツ科学1.26倍がもっとも高く、普通1.07倍、工業0.98倍と続いた。前年、もっとも高かった看護は0.88倍で0.8ポイント減となっている。
学校・学科別の進学志望倍率では、青森南（普通）1.69倍がもっとも高く、ついで弘前実業（スポーツ科学）1.65倍、弘前工業（情報技術）1.63倍、弘前工業（建築）1.60倍、三本木農業恵拓（動物科学）1.37倍。
その他のおもな進学志望倍率は、青森（普通）1.25倍、青森東（普通）1.17倍、五所川原（普通、理数）0.68倍、弘前（普通）1.34倍、弘前中央（普通）1.33倍、八戸（普通）1.16倍、八戸北（普通）0.93倍等。
2023年度青森県立高校入学者選抜の日程は、2023年2月14日から20日に出願受付、3月7日に学力検査、3月15日に追検査、3月17日に合格発表を行う。
