【高校受験】コロナ対策「学校を休む」理解ある保護者6割超

 明光義塾は、中学3年生の受験生を持つ保護者を対象に「受験生のサポートに関する実態調査」を実施した。受験生のコロナ対策として、学校を休むことに理解がある保護者は6割以上いることが明らかとなった。

教育・受験 中学生
コロナ対策として受験生のお子さまが学校を休むことについて
  • コロナ対策として受験生のお子さまが学校を休むことについて
  • Q1.あなたは受験生のお子さまの睡眠時間を把握していますか?
  • Q2. あなたは受験生のお子さまの為に、意図的に生活リズムを整えていますか?
  • Q3. あなたのご家庭では、受験生のお子さまの為に年末年始のイベントを配慮しますか?
  • Q4. あなたがお子さまの受験をサポートするにあたって、大変だと感じることは何ですか?
  • Q5. あなたはお子さまの受験サポートでどのようなストレスを感じていますか?
  • Q6. ご家庭内で実施している風邪、コロナ対策を教えてください
  • Q7. あなたは受験生のお子さまに対する、ご家庭内でのコロナ対策についてどのように感じていますか?

 明光義塾は、中学3年生の受験生を持つ保護者を対象に「受験生のサポートに関する実態調査」を実施した。受験生のコロナ対策として、学校を休むことに理解がある保護者は6割以上いることが明らかとなった。

 同調査は、2022年12月27日~29日の3日間、受験生を持つ保護者880名を対象に実施。受験生のサポートに関する実態について、生活面や感染対策等、インターネットリサーチにて調査した。

 はじめに、「コロナ対策として受験生の子供が自主的に学校を休むことについて」どう思うか質問したところ、「理解できる」は25.6%、「どちらかというと理解できる」が36.7%であった。回答した受験生の保護者の6割以上が、コロナ対策として学校を休むことに理解がある結果となった。

 生活面について、「子供の睡眠時間を把握しているか」の問いに対し、「把握している」は38.1%、「どちらかというと把握している」が40.9%回答。保護者の約8割が子供の睡眠時間を把握していることがわかった。

 続いて、「受験する子供の為に、意図的に生活リズムを整えているか」を質問したところ、「整えている」は18.1%、「どちらかというと整えている」に37.0%が回答した。子供の受験の為に、意図的に生活リズムを整えている保護者は、半数以上であった。

 受験生の年末年始については、「イベント(旅行や帰省等)を配慮する予定があるか」の問いに、受験生家庭の7割以上が「配慮する」「どちらかというと配慮する」と回答した。

 保護者が担う受験のサポート面では、「受験をサポートするにあたって、大変だと感じること」の最多回答が、47.4%の「モチベーション管理」であった。次に「体調管理」が47.3%、「コロナ対策」41.5%と続く結果に。さらに、「受験サポートで、どのようなストレスを感じてるか」についても質問したところ、最多回答は37.0%の「子供の勉強に対する姿勢」であった。その他「子供の成績」34.5%、「感染症についての不安」34.1%と続いた。一方、「ストレスを感じない」と回答した保護者は15.7%であった。

 受験のサポートで抱えるストレスの1つとなっている感染症対策では、「家庭内で実施している風邪、コロナ対策」として、もっとも多かったのは「うがい・手洗い」75.7%であった。次に「消毒(手)」56.0%、「定期的に換気」42.6%が続いた。

 最後に「家庭内での感染対策についてどのように感じているのか」を質問したところ、「不安に感じる」もしくは「どちらかというと不安に感じる」と回答した保護者は53.1%と半数を超える結果となった。

 本番直前、受験をする子供のために、年末年始のイベントを配慮し、さまざまな感染症対策をしていることが明らかとなったが、保護者の不安はなくならないようすが見受けられた。

《日高紋佳》

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