【高校受験2023】京都府公立高入試・中期選抜<数学>講評…難度、量も大きな変化なし

 2023年3月8日(水)、2023年度(令和5年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。京進の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

教育・受験 中学生
【高校受験2023】京都府公立高校<講評・中期・数学>
  • 【高校受験2023】京都府公立高校<講評・中期・数学>

 2023年3月8日(水)、2023年度(令和5年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。2023年3月3日に発表された全日制における志願者数の合計は、中期選抜募集人員6,096人に対し、志願者数5,935人で、倍率は0.97倍だった。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

京都府 中期選抜<数学>講評
(京進 提供)


大問1 小問集合(計算、方程式、関数、平面図形、データの分析 〔易〕
大問2 空間図形 〔標準〕
大問3 確率 〔標準〕
大問4 関数の利用 〔標準〕
大問5 円 〔やや難〕
大問6 規則性 〔標準〕

 大問6題構成は例年通り。出題分野、難度、量も大きな変化はなかった。大問1は基本レベルであり、確実に得点したい。大問2は円柱と円すいを組み合わせた立体の体積と表面積を求める問題。大問3はカードを使った確率の問題で、(2)は表に整理するとよい。大問4(2)はグラフに△RQDの面積も表して求めよう。大問5は少し難しかったかもしれない。(3)は△OBG≡△FAEを利用して、△FAEの面積を求めればよい。大問6はn番目のタイルBが2×n×(n+1)枚となる。ほとんどの問題は基本から標準レベルであり、ミスせず、確実に得点できるようにしておきたい。



 このレポートは2023年3月8日(水)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

《編集部》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top