【高校受験2023】京都府公立高入試・中期選抜<社会>講評…正確な知識が必要

 2023年3月8日(水)、2023年度(令和5年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。京進の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2023】京都府公立高校<講評・中期・社会>
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 2023年3月8日(水)、2023年度(令和5年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。2023年3月3日に発表された全日制における志願者数の合計は、中期選抜募集人員6,096人に対し、志願者数5,935人で、倍率は0.97倍だった。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

京都府 中期選抜<社会>講評
(京進 提供)

大問一 イギリスをテーマとした総合問題 [標準]
大問二 前橋市の地形図をもとにした総合問題  [標準]
大問三 集団や組織をテーマとした総合問題   [標準]
大問四 物価高をテーマとした総合問題  [標準]

 構成や難度は例年通り。昨年度は出題されなかった地形図の読み取り問題が出題されていた。地形図の問題は、昨年度を除き長年出題されてきた問題なので、今後も練習をしておくことが望ましいだろう。ここ数年出題されていた短い記述問題がなくなっており、代わりに必要な語句を選び並び替えて適切な表現をつくる問題が出題されていた。問われた内容は平氏が権力をどのようにして握ったかという基本的なもの。珍しい形式の出題だったが、慌てずに対応したい。資料読み取り問題と知識問題で「すべて選べ」という問題も出題されており、丁寧な読み取り、正確な知識が要求された。語句暗記だけでなく、地図や資料集を活用した学習を心がけたい。



 このレポートは2023年3月8日(水)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

《編集部》

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