【大学受験2023】東大入試、前期28年分・推薦8年分の選抜状況推移を公開

 SAPIX YOZEMI GROUPによる東大合格を目指す受験生のための総合情報サイト「東大研究室」は2023年3月13日、2023東大入試に「選抜状況の推移」を公開した。前期日程と推薦・学校推薦における選抜状況の推移を一覧にまとめている。

教育・受験 高校生
東大入試「選抜状況の推移」
  • 東大入試「選抜状況の推移」
  • 文科三類(前期)の選抜状況の推移
  • 理科一類(前期)の選抜状況の推移

 SAPIX YOZEMI GROUPによる東大合格を目指す受験生のための総合情報サイト「東大研究室」は2023年3月13日、2023東大入試に「選抜状況の推移」を公開した。前期日程と推薦・学校推薦における選抜状況の推移を一覧にまとめている。

 「選抜状況の推移」は、各種データ推移一覧の1つとして公開。前期日程は1996年度から2023年度までの28年分の各科類別の推移を掲載。推薦・学校推薦は導入がスタートした2016年度から2023年度までの8年分の各学部別の推移をまとめている。

 2023年度東大入試・前期日程の志願者数は対前年度(2022年度)201人減の9,306人。前年度は2018年度以降続いていた減少傾向に歯止めがかかったが、2023年度は再び減少に転じた。志願倍率は対前年度0.07ポイント減の3.14倍。2次試験受験者数は対前年度39人減の8,487人。最終合格者は2,997人で、実質倍率は例年並みの2.8倍となった。

 志願倍率の推移をみると、志願倍率が前年度より高くなったのは文科二類、理科二類、低くなったのは文科一類、文科三類、理科一類。理科三類はほぼ前年度並み。第一段階選抜を行わなかったのは、志願倍率が3.02倍だった文科三類のみ。

 推薦・学校推薦における志願状況は、全体でもっとも志願倍率が高かった2021年度の2.7倍より0.2ポイント減の2.5倍。2021年度以降は2倍以上となっているものの、学部によって大きくばらつきがみられる。2023年度は、総じて文系学部で低倍率、理系・教養で高倍率の傾向。

 選抜状況の推移では、2008年度から2015年度まで行われていた後期日程の推移も掲載。その他、東大入試「各種データ推移」では、「合格者の現役・浪人別割合の推移」「出身地別合格者数の推移(前期日程)」「出身地別の志願者・合格者・合格率(前期日程)」「合格者最低点の推移」「合格者の女子比率の推移」も掲載。さまざまな視点から2023年度東大入試を振り返っている。

《畑山望》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top