インターンシップの新定義、大学2年生の半数超「知らない」

 2023年度の実施からインターンシップの新たな定義が適用されるにあたり、大学2年生に新定義の認知状況やプログラムへの参加意向等の調査を行ったところ、過半数がインターンシップについて「新たに定義されたことを知らない」と回答した。

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インターンシップ新定義の認知度
  • インターンシップ新定義の認知度
  • 定義変更による就職活動への影響予想
  • 各タイプの参加意向

 2023年度の実施からインターンシップの新たな定義が適用されるにあたり、大学2年生に新定義の認知状況やプログラムへの参加意向等の調査を行ったところ、過半数がインターンシップについて「新たに定義されたことを知らない」と回答した。

 対象はキャリタス就活登録学生のうち、大学2年生(2025年3月卒業予定者)。回答数は301人(文系246人、理系55人)。調査期間は2023年2月20日から3月13日。調査方法はインターネット。

 調査時点では、大学2年生(2025年3月卒業予定者)の半数を超える人が、インターンシップについて新たに定義されたことを知らなかった。

 定義変更を知っていた人のきっかけや情報源は、「就職情報サイト」が36.6%でもっとも多く、ついで「大学のキャリアセンター」が29.9%、「新聞やニュース等の報道」27.6%と続いた。

 定義変更による就職活動への影響予想を聞いてみると、「とても影響があると思う」が33.6%、「やや影響があると思う」43.3%で、あわせて7割強の人が「影響がある」と感じていた。

 また、「オープン・カンパニー」「キャリア教育」「汎用的能力活用型インターンシップ」「専門活用型インターンシップ」のタイプごとに参加意向を聞いたところ、「オープン・カンパニー」と「汎用的能力活用型インターンシップ」は6割を超える人が「積極的に参加したい」と回答した。

《藤本ゆう子》

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