誹謗中傷と戦うプラットフォーム「WithU」設立

 Setolaboは2023年4月16日、誹謗中傷と戦うためのプラットフォーム「WithU」を設立したことを公表した。誹謗中傷を受けた人への対応の仕方や、情報開示請求・裁判の金銭面、心理面でのサポートを実施するという。サービスの開始は2023年冬を予定。

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 Setolaboは2023年4月16日、誹謗中傷と戦うためのプラットフォーム「WithU」を設立したことを公表した。誹謗中傷を受けた人への対応の仕方や、情報開示請求・裁判の金銭面、心理面でのサポートを実施するという。サービスの開始は2023年冬を予定。

 現在の日本では、誹謗中傷を受けた場合、被害者が泣き寝入りせざるを得ない状況が続いている。その理由には、加害者の情報の開示までに法改正後も時間と費用がかかることや、加害者への請求に追加の時間と費用がかかることがある。また、誹謗中傷を受け辛い精神状況の中、手続きを自分1人で進めないといけないこともある。

 誹謗中傷を受け辛い中、被害者が自ら裁判費用も負担しながら正義を求めていくことは過酷であることから、WithUは誹謗中傷を受けた被害者の受入れ先としてだけではなく、加害者への抑止力となるような存在となることを目指しているという。

 WithUでは、現在プロジェクトの本格的始動にあたり、常勤もしくは非常勤の弁護士、リーダーとして活動するプロジェクトマネージャーを募集中。また、学生の参加も可能なボランティアスタッフの募集も行っている。

 また、かかる費用への支援として協賛企業や個人寄付等を募集。裁判所や弁護士への支払い、事務手続きに関わる費用、裁判に関わる費用、誹謗中傷を受けた人が弁護士や臨床心理士、カウンセラー等に相談する際にかかる費用、WithU顧問弁護士への費用等、支援が必要な費用は多岐にわたる。寄付を行った企業、個人名はプロジェクトページおよびSetolaboホームページに記載される。

 サービスの開始は2023年冬を予定。募集や問合せは、Setolabo人事部 WithUチーム人事担当にて受け付ける。

《いろは》

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