中学生の夏休み、家庭のルール最多は「ゲームプレイ時間の制限」

 個別指導の学習塾・明光義塾を展開する明光ネットワークジャパンは2023年6月1日、中学生の保護者を対象に実施した「中学生の夏休みの過ごし方に関する意識・実態調査」の結果を公表。夏休み中の学習時間や家庭のルールなどの実態が明らかになった。

生活・健康 中学生
あなたのご家庭で設定している、お子さまの夏休みのルールを教えてください。
  • あなたのご家庭で設定している、お子さまの夏休みのルールを教えてください。
  • 夏休み中の1日の学習時間について
  • あなたはお子さまの夏休みの過ごし方について、どのような不安がありますか?

 個別指導の学習塾・明光義塾を展開する明光ネットワークジャパンは2023年6月1日、中学生の保護者を対象に実施した「中学生の夏休みの過ごし方に関する意識・実態調査」の結果を公表。夏休み中の学習時間や家庭のルールなどの実態が明らかになった。

 調査は2023年5月11日~16日、中学生の子供をもつ保護者を対象にインターネットにて実施した。回答者数1,000名。※明光義塾調べ

 夏休み中の学習時間について、子供が中学生になってからの夏休みの1日の平均学習時間を尋ねたところ、もっとも多かったのは「1時間以上2時間未満(27.8%)」で、ついで「2時間以上3時間未満(19.4%)」、「1時間未満(16.2%)」という結果に。

 次に、今年の夏休みは1日あたりどれくらい勉強して欲しいか質問したところ、「2時間以上3時間未満(24.8%)」との回答がもっとも多く、ついで「1時間以上2時間未満(22.8%)」、「3時間以上4時間未満(16.8%)」となり、保護者の理想の勉強時間のほうが長い結果となった。

 夏休み中の過ごし方について、不安との声がもっとも多かった回答は「生活リズムの乱れ(54.3%)」で、過半数に達していた。ほかに「学力低下(34.8%)」、「経済的な負担(19.1%)」などをあげた保護者も多かったが、一方で「特に不安はない」との回答も18.6%みられた。

 夏休み中に家庭で設定しているルールについては、「ゲームプレイ時間の制限(32.3%)」がもっとも多く、ついで「スマホ利用時間の制限(31.1%)」、「起床就寝時間の設定(29.4%)」、「学習時間の設定(29.4%)」という結果に。「ルール設定をしていない(28.1%)」との回答もみられたが、ゲームプレイ時間や起床就寝時間、学習時間など「時間」についてルールを設けている家庭が多いことがわかる結果となった。

《木村 薫》

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