高校生、月のお小遣い平均金額は4,950円…632円ダウン

 リクルートの進路情報メディア「スタディサプリ進路」は2023年6月21日、高校生644名を対象に実施した「お小遣い」についてのアンケート結果を公表した。高校生の月のお小遣い平均金額は4,950円となり、2022年から632円ダウンとなった。

生活・健康 高校生
お小遣いの月額平均
  • お小遣いの月額平均
  • Q.今のお小遣いに満足していますか?
  • Q.生活の中で物価上昇やインフレの影響を感じますか?
  • スタディサプリ進路 ロゴ
  • スタディサプリ進路ブック編集長 仲井美夏氏

 リクルートの進路情報メディア「スタディサプリ進路」は2023年6月21日、高校生644名を対象に実施した「お小遣い」についてのアンケート結果を公表した。高校生の月のお小遣い平均金額は4,950円となり、2022年から632円ダウンとなった。

 リクルートは2023年4月20日から23日の期間、スタディサプリ編集部の高校生エディターと公式LINE登録者である全国の高校生男女を対象に、インターネットにて「お小遣い」に関するアンケートを実施した。有効回答数は、男子156件、女子461件、性別を選択しなかった人27件の計644件であった。

 高校生644名を対象に、1カ月にもらっているお小遣いの金額を聞いたところ、2023年の平均金額は「4,950円」となった。2022年は5,582円だったことから、632円ダウンという結果となった。

 また、お小遣いへの満足の割合について、2022年は「満足」と回答した人が62.9%だったのに対し、2023年は55.1%にとどまり、金額、満足度、共に下降傾向にあることが判明した。

 食料品や電力など、値上がりが話題になっているが、高校生に「生活の中で物価上昇やインフレの影響を感じますか?」と質問したところ、感じると答えた人は85.2%にものぼった。リクルートは、物価上昇やインフレの影響は、高校生のお小遣い事情にもかなり痛手であると分析している。

 フリーコメントによると、高校生がそれらを感じるのは身近なおやつや食事の値上がり。気軽に手に取っていたお菓子や牛丼、また学校の自販機の値段が上がったことで、影響を感じずにはいられないようすがうかがえるという。

 また、中にはプリクラやコスメへの値上がりを指摘したコメントもあったという。リクルートは、お小遣いでやりくりをしている高校生たちにとって、お金のやりくりはこれまで以上に必要になりそうだとコメントしている。

 アンケート結果の詳細については、「スタディサプリ進路」内の「#高校生なう」で周知している。

《いろは》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top