子供がいる家庭74.2%「熱中症対策」マスク着用に不安も

 個別指導の学習塾「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパンが実施した、熱中症や暑さ対策に関する調査によると、子供がいる家庭の74.2%が熱中症対策を行い、87.1%の保護者が夏のマスク着用が熱中症に影響すると考えていることがわかった。

生活・健康 小学生
あなたのご家庭では夏季期間中、熱中症対策をしていますか?
  • あなたのご家庭では夏季期間中、熱中症対策をしていますか?
  • あなたは暑さ指数(WBGT)を知っていますか?
  • あなたのご家庭では熱中症や熱中症予防について親子で話し合うことはありますか?
  • あなたのお子さまは暑さが原因で体調を崩したことはありますか?
  • あなたのお子さまは暑さが原因で食欲不振になったことがありますか?
  • あなたは夏季期間中のお子さまのマスクの着用は熱中症に影響すると思いますか?
  • あなたは夏季期間中のお子さまのクラブ活動(体育系)について、熱中症など暑さに対する不安を感じますか?

 個別指導の学習塾「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパンが実施した、熱中症や暑さ対策に関する調査によると、子供がいる家庭の74.2%が熱中症対策を行い、87.1%の保護者が夏のマスク着用が熱中症に影響すると考えていることがわかった。

 調査対象は、小学4年生から中学生3年生の保護者1,000人。調査期間は、2023年6月16日から6月21日。調査方法はインターネット。

 「子どもがいる家庭の熱中症・暑さ対策に関する意識・実態調査」によると、小中学生の子供がいる家庭の74.2%が熱中症対策をしており、57.1%が熱中症について親子で話し合っていることがわかった。

 しかし、暑さ指数(WBGT)を知っている保護者は34.2%のみだった。暑さ指数(WBGT湿球黒球温度)とは、人間の熱バランスに影響の大きい、気温・湿度・輻射熱の3つを取り入れた温度の指標。熱中症の危険度を判断する数値として、環境省が情報を提供している。

 続いて、「夏季期間中の子どものマスク着用は熱中症に影響すると思うか」という質問に対しては、87.1%が「影響すると思う」と回答。多くの保護者がマスク着用による熱中症のリスクを感じていた。

 夏季期間中のクラブ活動(体育系)については、保護者の75.7%が熱中症などの不安を感じ、気温が高い日には、63.4%が「クラブ活動を控えてほしい」と答えた。

 また、暑さが原因で体調を崩したことがある子供は51.3%、暑さが原因で食欲不振になったことがある子供が51.2%いることもわかった。

《藤本ゆう子》

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