高校生、5人に1人はスマホ2台持ち…スタディサプリ調査

 スタディサプリ進路は2023年8月23日、全国の高校生男女を対象に実施したスマホとSNSについてのアンケート詳細を、「スタディサプリ進路」内の「#高校生なう」で公表した。アンケート結果から、高校生の5人に1人はスマホを2台持っていることが明らかとなった。

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 スタディサプリ進路は2023年8月23日、全国の高校生男女を対象に実施したスマホとSNSについてのアンケート詳細を、「スタディサプリ進路」内の「#高校生なう」で公表した。アンケート結果から、高校生の5人に1人はスマホを2台持っていることが明らかとなった。

 リクルートが提供する進路情報メディア「スタディサプリ進路」は、6月22日から25日の期間、インターネットにてスタディサプリ編集部の高校生エディターと公式LINE登録者の男女を対象に、スマホとSNSについてのアンケートを実施した。有効回答数は589件で、男子159件、女子408件、性別を選択しなかった人22件であった。

 現役高校生に、今持っているデバイスについて尋ねたところ、1位はスマートフォン(1台目)83.9%、2位タブレット26.1%、3位スマートフォン(2台目~)22.1%という結果となった。これにより、高校生の5人に1人がスマホを2台持ちしていることが明らかとなった。スタディサプリ進路はこの結果について、普段の連絡やSNS用とゲーム用など、用途を分けて使用しているのかもしれないと推察した。

 SNSのアカウントの所有数についてのアンケートでは、平均5.1個という結果となった。スタディサプリ進路は、複数所有するのが主流であり、趣味の繋がり用、見るだけ・情報収集専用のアカウント、学校の友達との繋がり用など、自分のさまざまな面をアカウントで使い分けることで、SNSを自分でうまくコントロールしていると考えられると分析した。また、情報発信をするSNSの1位は「Instagram」58.7%で、フリーコメントでは「24時間で消える動画投稿の“ストーリー”機能だけを使って盛んに投稿している」という人が多く、記録というよりもその瞬間の思い出を共有して楽しんでいると推察している。情報発信をするSNSは、2位「X(Twitter)」26.3%、3位「LINE」24.6%と続いた。

 スタディサプリ進路ブック編集長の仲井美夏氏は、「進路選びでよく使うSNS」のアンケート結果で、YouTube(39.1%)、Instagram(35.1%)、LINE(14.6%)、X(Twitter)(14.3%)、TikTok(9.0%)と、高校生の半数以上(54.7%)が進路選びにSNSを利用していたことから、「現役高校生にとってSNSは、物心が付いたときには生活の中に身近で自然にある情報ツールの1つ。そのメディア特性を理解しながら、上手に学校からのオフィシャルな発信から得る情報と使い分けている。多角的な情報収集でその学校のリアルを追求し、憧れを醸成するリアルな学生の姿をモチベーションの源として、進路選びに繋げているようすがよくわかる」とコメントした。

《いろは》

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