環境活動を助成「コカ・コーラ環境教育賞」10/20まで募集

 コカ・コーラ教育・環境財団は2023年8月29日、第29回「コカ・コーラ環境教育賞」の企画募集を開始した。小中学生と指導者が対象の「活動普及部門」、高校生以上の学生と非営利団体が対象の「企画・研究推進部門」の2部門で10月20日まで応募を受け付ける。

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「第29回コカ・コーラ環境教育賞」募集開始
  • 「第29回コカ・コーラ環境教育賞」募集開始
  • コカ·コーラシステムのサスティナビリティーへの取組み
  • 第28回コカ・コーラ環境教育賞(2023年3月実施)表彰式

 コカ・コーラ教育・環境財団は2023年8月29日、第29回「コカ・コーラ環境教育賞」の企画募集を開始した。小中学生と指導者が対象の「活動普及部門」、高校生以上の学生と非営利団体が対象の「企画・研究推進部門」の2部門で10月20日まで応募を受け付ける。

 コカ・コーラ環境教育賞1994年に設立した公募型の賞。環境教育・環境保全活動の促進を目的に、地域に貢献するボランティア活動の助成・支援を行なっており、2022年度までの応募団体数は全国で約2,400団体にのぼる。

 29回目となる今回は、小中学生とその指導者を対象とした「活動普及部門」、高校生から大学院生までを対象にした「企画・研究推進部門」の2部門で、助成・支援を希望する団体を募集する。もっとも優秀な活動と認められた団体には、文部科学大臣賞・環境大臣賞のいずれかを贈呈。「活動普及部門」最優秀賞受賞2団体(小学生と中学生)にはそれぞれ30万円の活動助成金、「企画・研究推進部門」最優秀賞受賞1団体には100万円の企画支援金が副賞として贈られる。さらに、受賞団体を、コカ・コーラ環境ハウス(北海道夕張郡栗山町)にて実施予定の自然豊かな環境での「体験学習会」(2024年2月23日~25日)に招待する。受賞者が全国から一同に会し、交流を深めるとともに環境学習を体験できる。

 活動普及部門では、「つくる責任・つかう責任」をテーマに、自身もしくは所属している学校や団体がその課題解決へ向けて取り組んでいる具体的な活動・実績を募集する。たとえば、容器や包装の量の削減やリサイクルの推進、海洋・河川や地域での回収ステーションの設置などによるごみ回収とリサイクル、学校でのプラスチックごみの回収など。

 企画・研究推進部門では、「容器/PET」をテーマに、企業などが推進する取組みの後押しにつながるような企画・研究を募集する。たとえば、サステナブルな素材など、より環境負荷の低い飲料容器の開発・設計、生活者の意識を変え容器の回収率を高める取り組み、水平リサイクル(使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクル)普及に関する研究など。

 応募は財団のWebサイトから応募用紙をダウンロードし、必要事項記載のうえ、運営事務局宛にメールで送付する。書類審査の上、各部門最終選考ノミネート団体を選出。最終選考・表彰式はオンラインで2023年12月26日に実施する。最終選考では、各団体の活動、企画をプレゼンテーションし、各受賞団体を決める。表彰式の詳細は財団のWebサイトで後日発表される。

◆第29回コカ・コーラ環境教育賞
募集期間:2023年8月29日(火)~10月20日(金)
応募方法:応募用紙に必要事項を記入し、運営事務局宛にメールで送付する
最終選考・表彰式:2023年12月26日(火)予定(オンライン)
<部門・対象>
活動普及部門(小中学生およびその指導者)
企画・研究推進部門(高校生・高専生・大学生・大学院生および学生を活動主体とする非営利団体)

《中川和佳》

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