「楽しさ」が子供の能力を伸ばす原動力…アスリート俳優・森渉氏が語るクレタクラスへの期待

 スポーツバラエティ番組でお馴染みのアスリート俳優・森渉氏に、子育てについての話のほか、算数学習アプリ「クレタクレス」を親子で利用してもらい感想を聞いた。

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アスリート俳優・森渉氏と娘の千笑ちゃん
  • アスリート俳優・森渉氏と娘の千笑ちゃん
  • アスリート俳優の森渉氏。奥様は声優の金田朋子さんで、6歳の娘の千笑ちゃんとの3人家族。「かけっこアドバイザー」「知育レクリエーションインストラクター」などの資格を多数もち、子供たちの運動能力や「生きる力」を育む活動を行っている
  • 壁面でボルダリングも。千笑ちゃんがあっという間に最上段まで上る姿を披露してくれた
  • 親がまず楽しんでいる姿勢を見せることで、子供はそれを自発的にやるようになると語る森氏
  • 「子供の時にできないことがあっても、考える力さえ身に付いていれば、将来的には本人が必要性を感じたときにそれを選び取っていくはず」(森氏)
  • カラフルでモチベーションを高める工夫が随所に
  • 千笑ちゃんも笑顔に。妻で声優の金田朋子さんもお墨付きのアニメーション
  • インプットとアウトプットの割合は3:7。これは国際基準の学習黄金比率

 スポーツバラエティ番組でお馴染みのアスリート俳優・森渉氏は、さまざまなテレビ番組や舞台などで活躍するとともに、神奈川県横浜市にある室内アスレチック施設「フォレスチックパーク」を経営し、運動を通して子供の「生きる力」を育む活動を行っている。また、妻で声優の金田朋子さん、6歳の娘の千笑ちゃんとの生活を楽しむ日々のようすを発信しているオフィシャルブログも人気だ。そんな森氏は、ある信念をもって、室内アスレチック施設の運営や子育てを行っているという。

 森氏は「フォレスチックパーク」の活動で何を目指しているのか、また、最近、計算にハマっているという千笑ちゃんの子育てをどのように行っているのか。算数学習アプリ「クレタクレス」を親子で利用した体験などとともに、話を聞いた。

生きるうえで必要な力を運動を通して育てる

アスリート俳優の森渉氏。奥様は声優の金田朋子さんで、6歳の娘の千笑ちゃんとの3人家族。「かけっこアドバイザー」「知育レクリエーションインストラクター」などの資格を多数もち、子供たちの運動能力や「生きる力」を育む活動を行っている

--まず、こちらの室内アスレチック施設「フォレスチックパーク」についてお聞かせください。

 オープンからまる2年経ちました。下は1~2歳から上は小学校6年生まで約100人の子供が通っていて、週1回のアスレチック運動教室を火曜から日曜日まで実施しています。この施設で実践しているのは、子供たちの運動能力の向上だけでなく、「生きる力」や「考える力」といった生きるうえで必ず必要な能力を運動を通して育てていくということ。子供たちの能力を伸ばすために、まず子供本人がここで行う活動が「好き」であることや、「やっていて楽しい」と思えるかどうかがいちばん大事だと考えながら、施設運営を行っています。

--幅広い年齢のお子様と接して指導を行う中で、大切にしていることは。

 やはり子供自身が楽しいかどうかですね。どんなに上手な指導者でも、子供自身が楽しくなかったら、伸び幅が限られてしまう。でも「楽しい」と思ったら、大人が止めてもやるし、わざわざ教えなくても勝手に伸びていくんです。なので、ここで教えているのは技術ではなく、運動の楽しさ。ここでの活動を保護者の方にも見に来てもらってアイデアを持ち帰り、家でも楽しんでもらって、またこの施設に来て…という、循環を作ることが僕たちの目的です。

 子供たちは「楽しい」のスイッチが入ると、「もっとやりたい」「もっと上手になりたい」と思うようになる。そのときに初めて「どうやったら上手になるか」「どうすればもっとたくさんできるようになるか」と考えるようになる。その「考えること」が将来の「生きる力」に繋がると思っているんです。

 たとえば、「子供が逆上がりができないので困っている」という保護者が多いのですが、逆上がりって大人になってからはほぼする機会がないですよね。大人になってから使わない能力を鍛えるためにストレスを貯めて、人によってはお金や時間をかけるくらいだったら、子供が子供でいる時間を大事にして、楽しく笑顔で過ごした方が本人も楽しいだろうし、保護者としても後悔は少ないのではないでしょうか。

壁面でボルダリングも。千笑ちゃんがあっという間に最上段まで上る姿を披露してくれた

親がお手本を見せることで子供も楽しむ姿勢を学ぶ

--なるほど。では次に、お嬢さんの子育てについてお教えください。

 我が家では千笑に「考えることを楽しむ姿勢」を見せるように心がけています。子供が自発的に動くようになるには、大人がまず楽しんでいる姿勢を見せることが大事だから。また、我が家は教育方針を細かく決めていません。どれだけ予測が難しい未来になったとしても、楽しいという感覚をもっていれば、娘の生きる力になるのではないか、と考えているからです。

 「好きなことを好きなだけやらせる」「不得意なことはできなくても良い」という姿勢は大事にしています。学校教育では皆と同じようにできることを求められる場面が多いですが、社会に出たときは逆に、皆と違う何かができることを求められます。そうしたことを踏まえると、得意なことを楽んでその部分を人よりも伸ばすことができれば、社会に出たときに力になると思っているんです。

親がまず楽しんでいる姿勢を見せることで、子供はそれを自発的にやるようになると語る森氏

--千笑ちゃんは保育園の年長さんですが、すでに計算や勉強もお好きだとか。小学校入学を来春に控えて、何か準備等をなさっていますか。

 勉強が好きで「楽しい」っていつも言っていますね。今の時期はいかに勉強の楽しさを覚えるかが大事だと考えているので、それを教えることを重要視しています。最近は足し算・引き算では満足せずに、掛け算・割り算にチャレンジしています。「難しいことをやりたい」「人からすごいと言われたい」気持ちが強いのかもしれません。

 小学校入学に向けては、学習面については本人が好きなようにやっているので、教科バランスでいえば凸凹だと思います。小学校に入ったら他の子よりもできないことや知らないことも多いだろうと思うものの、どんなに親が準備をしても十分ではないと思うので、壁にぶつかったときにそれを楽しめるような感覚を育てておきたいと考えています。

「子供の時にできないことがあっても、考える力さえ身に付いていれば、将来的には本人が必要性を感じたときにそれを選び取っていくはず」(森氏)

動画を見ながら自然と数字が好きになる

--実は今回、取材の前に3~8歳を対象とした算数学習アプリ「クレタクラス」を親子でお試しいただきました。クレタクラスは、「まず子どもの興味を引き出し、次に自ら探求させ、最後に能力を習得させる」という森さんの育児の方針と非常に近いと思われますが、試してみた感想はいかがでしたか。

 動画を見る感覚で数字や算数に触れることができるのが良いですね。最近の子供は動画サイトやアプリで動画に慣れ親しんでいるので、子供が数字に親しむという「学びの導入」として考えると、とても入りやすい。動画の中でクイズみたいな形で問題が出てくるので、自然と考えるという経験もできて、とても良い教材だと感じました。

カラフルでモチベーションを高める工夫が随所に

 特に良いと思ったのが、可愛いキャラクターがたくさん出てくること。キャラクターの絵も作り込まれていて、カラフルで、テレビ番組のアニメに出てくるような可愛いキャラが揃っているので、見ているだけで小さい子は楽しいと思います。

 娘も真剣に動画を見て考えていましたね。集中して一言もしゃべらず、数字を「どれだろう」と当てはめながら、たまに間違えつつも、楽しんでやっていました。やはりちょっと難しいもののほうが楽しいと感じるようで、「難しい問題があって楽しかった」と話していました。

クレタクラスって?

親しみやすいキャラクターが子供の集中力を引き出す

--クレタクラスだと、生身の教師の代わりにアニメーションの物語でキャラクターが出てきて、知識を解説する形になっていますが、これについてはどう思いますか。

 子供が相手に親近感を覚えるかどうかは非常に大事。子供たちが好きそうなキャラクターがたくさん出て解説してくれるのはとても良いと思いました。先生がいくら良いことを言っても、子供が心を開いてない状態のままだと、何も聞いてくれません。大人が頑張ってゆっくり喋ったとしても、やはりどこか距離がありますし、さらに子供は言語能力が未発達な部分もあるので、集中して聞いてもらうのはなかなか難しいですよね。

 その点、好きだと思える動物や子供のキャラクターが喋っていると親近感がわくので、集中して聞いてくれるのです。声優である妻からも、「キャラクターがゆっくり喋ってくれるから、わかりやすくて非常に良い。聞き取りやすい」とお墨付きでした。

千笑ちゃんも笑顔に。妻で声優の金田朋子さんもお墨付きのアニメーション

--クレタクラスは算数のアプリでありながら、「話してみよう」というアウトプットの要素が設定されています。

 指先で回答するだけだとなんとなく答えるというケースもあるかと思うんです。でも、自分の口で言ってみることで、しっかり考えてから答えを出すことに繋がりそうだと感じましたね。漫然と動画を見る、なんとなく答えるというふうにならないよういろいろな工夫がなされているので、娘も飽きずに楽しめそうです。

インプットとアウトプットの割合は3:7。これは国際基準の学習黄金比率

--クレタクラスを家庭学習に取り入れたとして、ご家庭やそのお子さんにとってどういったメリットがあると思いますか。

 子供にとって初めて数字や算数、形に触れるファーストコンタクトの際、「楽しい」と思えるかどうかが非常に重要だと思うんです。その点でクレタクラスは動画で「教える」というのではなく、「見せてあげる」だけで、算数って楽しいものなんだという感覚を養えるのではないかと思います。

クレタクラスのオリジナルコンテンツで、算数を学ぶ楽しさを経験できる

 導入部分で「勉強は大変だし、やりたくないものだけど、頑張ってやらなければいけない」という意識を植え付けてしまうと、「やりたくない」という気持ちにもつながると思うんです。その点、クレタクラスの動画を見ているだけで、算数は楽しそうだという感覚が育っていくと感じました。楽しく数字に親しめるコンテンツとして、初めての人たちにもぜひお勧めしたいですね。

 また、クレタクラスのカリキュラムが1日1コマ15分のみの時間固定になっている点についても、取り組むハードルが下がるので保護者にとって良いのではないかと思いました。たくさんやらなきゃ、と思うと親子ともに億劫になってしまうので、1日15分だけで良いと思えば楽に取り組めるでしょうし、保護者の育児負担の軽減にも役立つのではないでしょうか。

 さらに、1日1コマのみだと「もっとやりたい」という意欲も引き出されると思うんです。そこを次の日のクレタクラスにつなげるのはもちろん、家での学習にもつなぎやすいかなと感じました。たとえばクレタクラスで丸や三角、四角といった「形」が出てきて、子供が「もっとやりたい」となったときに、「じゃあ家の中で、丸のものを探してみようか、三角のものあるかな」と探してみるようにすると、学びが広がっていきますよね。

楽しく数字に親しめるコンテンツは、学びの導入に最適

--まず楽しむことから始め、家庭学習への広がりのきっかけにもなるクレタクラスは、森さんの育児方針とも親和性が高そうですね。それでは最後に、読者へのメッセージをお願いします。

 今の世の中は情報に溢れているので、保護者も不安になりやすいですよね。でも僕は、子供たちの心のいちばん大事な土台を育てるのは、やはり「保護者の笑顔」だと思っています。

 保護者がいっぱいいっぱいになると笑顔が減ってしまって、子供の心も育っていかないので、無理をしすぎず、肩の力を抜いて、親も子供と一緒に楽しんでほしい。そして、できた余力を笑顔に変えていけば、子供の心の成長につながると思います。

--ありがとうございました。

ご家庭でクレタクラスを楽しみながら。笑顔の森さん親子

数字と親しむファーストコンテンツに

 子供が楽しむことこそ、能力向上と成長につながっていくと力強く語ってくれた。「クレタクラス」はそうした森氏の言葉どおり、子供が数字と親しみ、算数を楽しむファーストコンテンツとして最適のアプリだろう。

 同アプリは3~8歳のお子様を対象に、学習への意欲を引き出し、一生役立つ思考力を養うことを目指しているもので、ハーバード大学等の専門チームである教育のプロの監修のもと、国際標準に基づき作られている。わかりやすい高質アニメによる解説とアウトプット多めのカリキュラムとなっており、小3までで学ぶ算数の内容の95%以上をカバーできる1万2,000問以上の総問題数が用意されている。

5つのレベルに分かれたカリキュラム設定。レベルごとにそれぞれ240コマ1,200エピソード以上のオリジナルアニメと、1万2,000問以上の練習問題が用意されている

 1日の学習時間は15分。お手持ちのスマートフォンやタブレットで、いつでもどこでも気軽に勉強ができ、子供たちも負担なく、自主的に学びに向かう習慣を身に付けることができる。また、子供のモチベーションが維持しやすいよう、学習後には「ごほうび」がもらえる仕組みとなっているのも特徴だ。

 クレタクラスは、きっと「難しそう」「毎日計算を続けるのが大変そう」といった、子どもが算数に対して抱きがちな抵抗感を減らすのに役立ってくれるはずだ。小学校入学準備として、あるいは入学後の学習習慣を身に付けるために、クレタクラスで数字や算数を親子で楽しんでみてはいかがだろうか。

クレタクラスについて詳しく知るにはこちら
《羽田美里》

羽田美里

執筆歴約20年。様々な媒体で旅行や住宅、金融など幅広く執筆してきましたが、現在は農業をメインに、時々教育について書いています。農も教育も国の基であり、携わる人々に心からの敬意と感謝を抱きつつ、人々の思いが伝わる記事を届けたいと思っています。趣味は保・小・中・高と15年目のPTAと、哲学対話。

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